育児あるある図鑑【File.23】は… 『早朝リサイタル』
■生息地
早朝のリビングや寝室など。
ちょっとしたスペースがあれば、そこがステージとなる。
■生態
まだ起床するにはちょっと早い、朝の5時~6時くらい。
およそ早朝とは思えないノリノリのテンションで、激しく踊りながら歌い狂う。
まだ深い眠りの中にあるパパとママからすると、それは間違いなく地獄のリサイタルだと言えるだろう。
同時にピアニカやタンバリンなどの楽器までかき鳴らすケースもあり、そういったときには寝起きドッキリかと思うほどの強烈な衝撃で、強制的に目を覚まさせられることになる。
いつもよりもゆっくり寝ていられるはずの休日の朝や、飲みすぎてつらい二日酔いに悩まされている朝などにこのリサイタルが開かれると、「ジャイアンリサイタル」レベルの苦痛をも味わう。
■早朝の「リサイタル」は騒音にもなる
早朝から異常にテンションが高い日があったりしますよね、子どもって。
楽器を弾きながら大声で歌っていたり、大はしゃぎしながら踊り狂っていたりして、その騒々しさで叩き起こされるなんてことも…。
しかも、「明日は日曜日だからゆっくり寝られるぞ~」などと思っている日に限って、早朝からまさかのリサイタルが開催されたりする。
この掟破りのゲリラリサイタルは、親にとってはかなりきついものでしょう。
子どもも成長をしてくると、ひとりで起きてひとりでベッドから出て行けるようにもなるので、朝早くから騒いだりしないように注意はしておいたほうがいいかも。
さすがに静かな早朝に楽器をかき鳴らすのは、近所迷惑にだってなりかねないので十分に気をつけましょう。
次回の育児あるある図鑑は、「こっそり買い物カゴ」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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