育児あるある図鑑【File.20】は… 『リアルふとんがふっとんだ』
■生息地
寝室のベッドの上。
うたた寝をした際に布団を掛けてあげた場合にもよく起こる。
■生態
なんとかして布団を掛けてあげようとするパパやママと、布団を何度掛けられてもすぐに蹴っ飛ばす子ども。
真夜中の寝室で、布団をめぐる激しい攻防がくり広げられる。
この闘いになかなか終わりは見えず、いたちごっこのようにいつまでも延々と続けられていくことも…。
本当に吹っ飛ばすかのように布団を高く蹴り上げることもあるので、その光景を目にしたパパやママは、思わず「ふとんがふっとんだ」とつぶやいてしまうこともあるとかないとか…。
■「掛け布団」を嫌がる原因があるのかも
布団を掛けてあげては蹴り上げられてのくり返し運動は、子どもが生まれたら誰もが一度は体験することではないでしょうか。
あまりにも激しく蹴り上げるので、寝たフリをしていて本当は起きているんじゃないかと疑ってしまいたくもなるほど。
夏場ならまだしも、寒い冬でも掛け布団を嫌がることがよくあるので、さすがに風邪をひくのではないかと心配にもなるでしょう。
そういったときには、腹巻きをしたり、体をすっぽりと覆うスリーパーを着せてみたりといった対処をしてみるといいかも。
あと、布団が重かったり、部屋の温度や湿度が快適な状態になっていなかったりするのも、掛け布団を嫌がる原因になったりもするので、そういった点にも注意してみてくださいね。
次回の育児あるある図鑑は、「歩かざること山の如し」です。お楽しみに!
文/山田周平
ライター。1児の娘の父親である。WEBサイトの企画・ライティングや恋愛・育児コラムの執筆などを行っている。著書に『ひとのパパ見てわがパパ直せ』(メディアソフト)。
イラスト/波打ベロ子
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