子どものいる家庭の4割が食品を備蓄していない!手軽にできる備蓄のススメ

ライフスタイル

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2020.03.11

東日本大震災から丸9年。もう9年かと思う人もいるかもしれません。東日本大震災の記憶を風化させないことは、得られた教訓を未来に残し、これから起こる可能性のある災害による被害を最小限に押さえることにつながります。

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防災食への備えはできてる?「子どものいる家庭で4割が備えなし」の実態

出典:www.photo-ac.com

台風や地震、津波などが多い日本ですが、震災のために普段から備蓄品は十分そろっていますか? 安全靴や作業着等を販売する通販サイト、ミドリ安全.comが行ったアンケート(※)によると、防災食(非常食)の備蓄率は全国平均で56.3%。4割の家庭が全く備えていないことがわかりました。改めて防災食や備えについて考えてみましょう。
※子どもと同居する20歳から49歳の全国の母親800名に対して、家庭での防災や減災(※)への取り組みや防災食(非常食)の備えについての実態調査

ワンポイント解説:「防災」と「減災」の違い
防災とは……災害そのものを未然に防ぐこと。
減災とは……災害が発生することを前提とした取り組み。

防災食(非常食)、約4割の家庭がまったく備えナシ!

出典:prtimes.jp

いざとなったらすぐに食べられる非常食を自宅にどのくらいストックしていますか? というアンケートに対し、実態調査の結果を見ると、防災食(非常食)の備蓄率は全国平均で56.3%。4割の家庭が全く備えていないと回答しています。
災害に対応するための防災食(非常食)を自宅に備えている家庭の内訳を詳しく見てみましょう。

  • 家族全員が3日以上対応できる量を備えている……16.1%
  • 家族全員が1~2日対応できる量を備えている……27.4%
  • 備えてはいるが、家族全員が1日以上対応することはできない……12.8%

56.3%の人は防災食を備蓄していることがわかりました。しかしながらその内訳をみると家族全員が3日以上対応できる量をそろえている人は全体の16.1%にとどまっており、備蓄していると答えた家庭の半数以上が実際に災害発生時には充分に対応できるとは言えない状況のようです。
「以前備えていたが、現在は備えていない」が9.4%、「防災食(非常食)を備えたことはない」が30.5%、合わせると39.9%、約4割の人は備蓄なしだという回答でした。
万が一、地震や台風など大きな震災にあったら、物流が止まってしまう可能性があります。食料品をはじめ、おむつ、トイレットペーパー、電池などが品薄になり買えなくなる可能性が高いので、日ごろから備蓄品は十分に用意しておくことが大切です。

いつでも防災食の備えあり。「ローリングストック」を知っていますか?

出典:prtimes.jp

「万が一のときのために非常食を備える」となると「また今度でいいか」となってしまいがちですよね。「防災食(非常食)を備えたことはない」人が4割いることを考えると、この先も同じ状況が続くと思われます。そこで今すぐ実施したいのが、防災食(非常食)を食べた分だけ買い足して、常に新しい食料を備蓄しておく備蓄法「ローリングストック」。
知っているし、実践していると答えた人は2020年の調査では2018年に比べて7%もアップしていました。一方で「知っているけれど現在は実践していない」「知っているが実践したことはない」「聞いたことはあるが詳しくは知らない」「知らない」と答えた人は全体の8割にものぼっています。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

間野由利子

間野由利子

フィリピン・セブ島での親子留学を機に、親子で英語学習をスタート。 私は365日、息子は週3回オンライン英会話を受講しています。英語でインタビューできるようになりたいので、ときどき先生に相手になってもらい、インタビューの練習をしています。

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