スマホに慣れてきたころに巻き込まれやすいトラブルはネットショッピングと金融取引
そこで問題になるのが、ネットショッピングトラブル。
『フリマアプリは、個人間での取引のため、思っていたものと違った、商品説明と異なる商品が届いたといったトラブルに発展するケースがあります。また、ミドル・シニア世代は株取引をする人が多いですが、“売却”と“買付”のボタンを間違えたり、単位をひとつ間違えて発注したりと、操作ミスによるトラブルもあります』(高橋暁子さん)
フィッシングメールや架空請求!二次被害を防ぐためには?
ネットトラブルの中でもとくに気をつけたいのがフィッシングメールや架空請求。
『近年増えているのが、”ゼロクリック詐欺”です。”ゼロクリック詐欺”とはネットサーフィンをしていたら、いきなり「サイトの登録が完了しました」「料金のお支払いが確認できません。すぐにお支払いください」などのメッセージが表示される詐欺のこと。
料金は数万円〜十数万円など高額にのぼることも。「会員登録などしていないはず」と記載されている電話番号に電話をかけてしまうと、悪徳業者に電話番号を知られてしまいます。料金の支払いを説得されて支払ってしまったり、電話番号を他の詐欺に悪用されることもあるようです』(高橋暁子さん)
ネットに対して十分な知識があれば、詐欺にひっかかる確率は低いでしょうが、シニア世代の場合は焦ってしまい、画面に書いてある電話番号に連絡してしまう可能性があるのだとか。さらなる被害を招いてしまうことになりかねません。
被害を防ぐ一番の方法は、まずは「シニア自身がネットリテラシーを高めること」。同時に、ママたち自身も普段から親とコミュニケーションを取り、おかしなことがあれば、すぐに親の相談にのれるようにしておくことが大切です。シニア世代のスマホ利用トラブル、決して他人事ではありません。折にふれて親子で上記のようなトラブル対応について、あらかじめ話し合っておくと安心ですね。
株式会社NTTドコモ
シニアの「ネットトラブル」のリスクを調査
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