食事の時間がゆっくりとれる今こそ!子どもの偏食を改善するチャンスなんです!

家族・人間関係

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 食事の時間がゆっくりとれる今こそ!子どもの偏食を改善するチャンスなんです!

2020.05.05

外出自粛が続くなか、子どもと過ごす時間が増えている人も多いと思います。そんな今だからこそ、子どもの偏食と向き合ってみませんか? 
子どもの偏食には、いくつかの原因があります。
何が原因なのかをしっかり見極めた上で、ゆっくりと時間をかけながら向き合えば、必ず出口が見えるはずです。
そこで「食べない子」が楽しく食べられるようになるヒントをご紹介します。

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子どもの偏食と向き合ってみませんか?

 外出自粛が続くなか、自宅で子どもと一緒に過ごす時間が増えている人も多いと思います。「外に出られないストレスで、もう限界……」そんな声も耳にしますが、逆の発想をすれば、今ほど子どもとの時間がしっかり取れるときって、なかなかないですよね。そんな今だからこそ、子育ての悩みにじっくり向き合ってみるのも手です。
 子育ての悩みとして特に多いのが、「子どもの好き嫌い(偏食)」です。そこで今回は、山口健太さんの書籍『食べない子が変わる魔法の言葉』(辰巳出版)から、「食べない子に関するよくある勘違い5つ」(Q&A)と、「食べない子が変わる5つのステップ」をご紹介。ぜひこの機会に、子どもの偏食と向き合ってみましょう。

食べない子に関するよくある勘違い5つ

出典:www.tg-net.co.jp

Q1 食欲は「空腹だから」湧き上がるもの?
Q2 好き嫌い(偏食)は子どものわがまま?
Q3 好き嫌いをしていると栄養失調になる?
Q4 苦手な食材は年齢とともになくなっていく?
Q5 食べないものは食卓に並べない方が良い?

Q1 食欲は「空腹だから」湧き上がるもの?
A1 ×
人はストレスを感じると空腹でも食欲が出ないことがあります。子どもにプレッシャーを与えるのは逆効果。「食べないと怒られる」と不安を感じ、「食べる前から気持ち悪い」という心理状況になることも。

Q2 好き嫌い(偏食)は子どものわがまま?
A2 ×
「偏食」は生理学的な問題です。食に対する見え方や口に入れた感じなど、「感覚の問題」に起因することが少なくありません。

Q3 好き嫌いをしていると栄養失調になる?
A3 ×
好き嫌いが栄養失調に繋がることはそうそうありません。心配な人は「成長曲線」で、身長と体重が、それぞれ平均値からどの程度離れているか(SD値)確認をしましょう。子どもが元気そうであれば、基本的には栄養失調の心配はありません。

Q4 苦手な食材は年齢とともになくなっていく?
A4 ×
たしかに苦手な食材は年齢とともになくなっていく傾向がありますが、それは年齢が上がるにつれ、味覚を感じる細胞が減少し、味をマイルドに感じやすくなるからです。

Q5 食べないものは食卓に並べない方が良い?
A5 ×
大人になっても偏食が多い人には、小さい頃から好きなものばかり出してもらっていたという傾向が。苦手なものも食卓に並べた方が良いでしょう。ただし、苦手なものに挑戦させるだけでは嫌な記憶として残ってしまうこともあるので注意が必要です。

食べない子が変わる5つのステップ

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ステップ1 知らない
ステップ2 知ってもらう
ステップ3 興味を持たせる
ステップ4 触れてもらう
ステップ5 食べてもらう

「食べない子」が楽しく食べられるようになるには、この5つのステップを踏んでいくことが大切です。
 よくやりがちなミスは、ステップ3「興味を持たせる」をすっとばして、「食べてみたら?」と提案してしまうことです。これでは、食べてくれる可能性は低くなります。
 まずは知ってもらい、興味を持たせることを大切にしましょう。興味を持てば、「食べてみたら?」と言われなくても、自分から「食べてみたい」という気持ちが生まれてきます。
 あまり難しく考えずに、まずは1日1分くらいの気持ちで、子どもの気持ちに寄り添いながら、偏食と向き合ってみましょう。

「食べない子」が「楽しく食べられる子」になるためのヒントが満載!

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今回は書籍『食べない子が変わる魔法の言葉』から、「食べない子に関するよくある勘違い5つ」と「食べない子が変わる5つのステップ」を紹介しました。このほかにも、親と子のコミュニケーションの工夫を中心に、「食べない子」が楽しく食べられるようになるヒントが満載です。

『食べない子が変わる魔法の言葉』
辰巳出版
著:山口健太
定価:1,400円(本体1,540円)
詳細&購入はこちら

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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