「あれどこいった?」をなくしたい……自分のものを自分で管理できるようになる工夫

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 「あれどこいった?」をなくしたい……自分のものを自分で管理できるようになる工夫

2020.05.17

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「ママ、私の○○どこ?」をなくす方法は……

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たとえば衣類。「ここがパパの下着をしまってある場所」と決まってはいても、しまっているのがママだとしたら「管理者はママ」ということになります。
この状態ではいつまで経っても、パパに洗濯物をしまってもらうことはできません。

もしも「衣類に関してはママが管理」がわが家はいいな、ということであればもちろんそれでいい。
小さい子どもの衣類なんかは、まさにそうですよね。

つまり、「自己管理してもらいたい」というものについては、本人以外が触りにくい状況をつくるのです。

衣類に限らず、本だったら本棚を。「この本棚はパパの本棚」でも「上から2段はママのスペース」でも。
「この引出しはパパのスペースだから、自分で入れたいものを決めてしまって」でもいいのです。

出しっぱなしにしてしまう言い訳としてよくあるのが「ここにあったほうが使いやすいんだよ」というもの。たしかにそうかもしれませんが「それはわかるけど、自分の場所があるんだからそこにしまって」と、迷いがなくなります。

ママがモノの管理をしすぎない!

自分で管理する場所を決めていくということは、自分以外は触りにくい場所が増えるということでもあります。
「自分しかできる人がいない」という気持ちが責任感に繋がり、自己管理しやすい状況を生み出してくれるのです。

もし「パパや子どもたちにもっと自分で物を管理してもらいたいのに、いつも私がやってる」となっていたとしたら、改めてその場所の管理者が誰になっているのかを見直してみてもいいかもしれません。

三木 智有
NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家 子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント
NPO法人tadaima!:http://npotadaima.com/

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著者

三木智有

三木智有

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント 家事シェア研究家のnote:https://note.com/tomoari_miki

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