【片付けの新常識】いらない物を捨てるよりも、ともに過ごしたい物だけに取り替えていく

家のこと

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2020.05.24

はじめまして。NPO法人tadaima!という団体をやっております三木智有といいます。
tadaimaでは家事シェアをする方法やする意味をパパ・ママに向けて広める活動や、元インテリアコーディネーターだった知識を活かして子育て家庭のためのモヨウ替えコーディネートを行っています。


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捨てる物を選ぶときの基準とは

コロナ禍におけるステイホームが続きました。
家で過ごす時間が長くなったことで、物が家にたまり込んでしまったという人。
これを機に家のなかの物を徹底的に断捨離したという人。
それぞれだと思います。

その時に迷うのが「物の選び方」だと思います。どんな物を処分して、どんな物を残すのか。

まずは結論からお伝えします。それは「ともに過ごしたい物だけを選ぶ」ことです。

一世風靡した「ときめく物だけを残す」と同じことですね。
「それじゃ、ときめきの本を買わなきゃ!」となる前に、なぜそれがいいのかをお話します!

物は多いよりも少ないほうが生活の質は上がる!?

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物を取捨選択するということは、つまり「選択」と「決断」を繰り返すということです。
そして人は「選択肢」が多くなるほど不幸になると言われています※

選択肢が多いほど選ぶことが大変になり、無気力になってしまうというのです。同じようなことが「ジャム理論」としてビジネスの世界でもよく言われています。

この話は「物が多いよりも少ないほうが生活の質が上がるよ」という話に置き換えられて、お片付けをすすめるときに用いられたりします。

でも、物自体だけでなく、それを取捨選択するための「基準」こそ「選択肢が多いことで、結局なにも選べない」というジレンマに陥ってしまう原因だと考えています。

※「選択のパラドックス」心理学者バリー・シュワルツ TED動画が面白いのでおすすめです!

お片付けのルールは、ぶっちゃけなんだっていい

巷にはたくさんのお片付け本が溢れています。そしてそれだけ専門家が考えたたくさんのルールがあります。
・1年使ってない物は捨てる
・洋服は◯枚だけにする
・物の使用頻度や使えるかどうかで仕分けして不用品を捨てる

など。どの方法であってもそれでうまくいった人もいれば、うまくできなかった人もいます。これはルールに「良い悪い」があるんじゃなくて「自分に合う合わない」があるだけのこと。

でも、うまくいかない人に共通していることもあります。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三木智有

三木智有

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。著書に『家族全員自分で動く チーム家事』がある。

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