捨てる物を選ぶときの基準とは
コロナ禍におけるステイホームが続きました。
家で過ごす時間が長くなったことで、物が家にたまり込んでしまったという人。
これを機に家のなかの物を徹底的に断捨離したという人。
それぞれだと思います。
その時に迷うのが「物の選び方」だと思います。どんな物を処分して、どんな物を残すのか。
まずは結論からお伝えします。それは「ともに過ごしたい物だけを選ぶ」ことです。
一世風靡した「ときめく物だけを残す」と同じことですね。
「それじゃ、ときめきの本を買わなきゃ!」となる前に、なぜそれがいいのかをお話します!
物は多いよりも少ないほうが生活の質は上がる!?
物を取捨選択するということは、つまり「選択」と「決断」を繰り返すということです。
そして人は「選択肢」が多くなるほど不幸になると言われています※
選択肢が多いほど選ぶことが大変になり、無気力になってしまうというのです。同じようなことが「ジャム理論」としてビジネスの世界でもよく言われています。
この話は「物が多いよりも少ないほうが生活の質が上がるよ」という話に置き換えられて、お片付けをすすめるときに用いられたりします。
でも、物自体だけでなく、それを取捨選択するための「基準」こそ「選択肢が多いことで、結局なにも選べない」というジレンマに陥ってしまう原因だと考えています。
※「選択のパラドックス」心理学者バリー・シュワルツ TED動画が面白いのでおすすめです!
お片付けのルールは、ぶっちゃけなんだっていい
巷にはたくさんのお片付け本が溢れています。そしてそれだけ専門家が考えたたくさんのルールがあります。
・1年使ってない物は捨てる
・洋服は◯枚だけにする
・物の使用頻度や使えるかどうかで仕分けして不用品を捨てる
など。どの方法であってもそれでうまくいった人もいれば、うまくできなかった人もいます。これはルールに「良い悪い」があるんじゃなくて「自分に合う合わない」があるだけのこと。
でも、うまくいかない人に共通していることもあります。
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