常温40分でも溶けない!?「子どもの手がアイスでベトベト……」から卒業!溶けづらいアイスのつくりかた

料理・グルメ

 溶けづらいアイスのつくりかた

2020.06.17

暑くなってくるとアイスを食べる機会も増えますよね。最近では、自宅でアイスをつくるグッズなども販売されていて、手軽に作っているご家庭も多いのではないでしょうか。

でも子どもがゆっくり食べているうちに、アイスが溶けて汚れてしまうから困る……という方もいるのでは? それならば、自宅で「溶けないアイス」を作ってみてはいかがでしょうか。
今回は、自宅で作れる溶けないアイスをご紹介します。

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「溶けないアイス」にはどんなからくりがあるの!?

出典:www.photo-ac.com

溶けないアイスは、食べる際に汚れづらくゆっくり食べても安心ですね。でもどうして溶けないのでしょうか? 何が入っているのか気になりますよね。
実は、寒天を入れることで溶けないアイスが実現できるんです。

なぜ寒天で溶けないアイスが作れるのでしょうか?
寒天は70℃以上にならないと溶けないという性質をもっています。ちなみにゼラチンは寒天よりかなり低い温度である25℃くらいから溶け始めてしまいます。そのため寒天を使うことで溶けないアイスが作れるのです。
それでは実際に溶けないアイスを寒天を使って作ってみたいと思います。

「溶けないアイス」の材料で重要なのは寒天!

【「溶けないアイス」材料】アイスポップ型約6本分
・牛乳    400ml
・粉寒天   4g
・砂糖    30g
・フルーツ  適宜

こちらの材料は6本の分量なので、自宅にあるアイスポップ型の容量を見て実際の容量を決めてください。

溶けないアイスを作っていきましょう

1. アイスポップ型を軽く濡らし、その中にフルーツをいれます。

準備

2. 鍋に牛乳、砂糖、粉寒天を入れます。

準備

3. 火をつけて焦げないようにゆっくり混ぜながら加熱していきます。

4. 沸騰したら弱火にしてさらに2分ほど加熱します。

準備

5. (4)をアイスポップ型に入れます。フルーツが下に沈んでいる場合は、軽く混ぜてあげるときれいなアイスになります

準備

作り方もとっても簡単です。材料を用意して混ぜたら、あとは冷凍庫に入れて、4時間ほど冷やせばできあがりです。

溶けないアイスはプルプル食感がおいしい!

実際にでき上がった「溶けないアイス」を食べてみました。サクっとした後に、プルンとした食感。そうなんです、溶けないアイスは凍ったゼリーのような食感です。
普段食べているアイスとは少し食感が違いますが、味は懐かしい味でとってもおいしいです。

溶けないアイスは本当に溶けないの!?実験してみました

本当に溶けないアイスは溶けないのでしょうか? 実際に試してみたいと思います。
お皿に溶けないアイスを置き、このまま40分間室温で放置してみます。

アイス

40分後……。溶けていません。でもよくよく見ると、アイスに水滴がついています。

アイス40分後。溶けていません。

でもよくよく見ると、アイスに水滴がついています。

アイスをお皿に押し付けてみると、こんな形でグニュっと曲がります。こんなアイス初めてです! 子ども達もこの様子を見て驚いていました。

なんとこの「溶けないアイス」、室温で40分置いてもとけません!
食べてみたところ、牛乳ゼリーのようなお味でした。簡単に作れておいしく、子ども達にも大人気だったので、この夏にたくさん作りたいアイスです。

楽しみにしていたアイスがとけて落ちてしまった……
なんてことにはこのアイスならなりませんね。凍っていたほうが「アイス」感がありますよ!
ぜひ作ってみてください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

悠美

悠美

基本ズボラ、面倒くさがり屋の3児の母。いしかわ観光特使&輪島観光サポーターに就任。2010&2012年楽天トラベルマイスター受賞のWEB担当!ロンドンブーツ田村淳の大人の小学校1期生。 発酵食エキスパート1級。妊娠~出産で料理は安く美味しく体に良い食事がしたいので、田舎の珍しい野菜や魚なども使いつつ、手抜きはしつつも美味しい料理を家族に食べてもらいたいと考えて燃える日々。また節約大好きで日々家族の為に調査研究中

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