親の野菜嫌いは子どもに影響しちゃう?
子どもの野菜嫌いは当たり前。でも大人になった私たちはどうですか?
スーパーマーケットなどを全国展開する西友が2019年に行った調査によると、子どもに嫌いな野菜があると回答した人は88%いたのに対して、2020年4月に600人の成人男女に行った調査では、大人の約40%が苦手な野菜があると回答。そのうち58%の人が苦手な野菜を克服しようとして断念した経験があるということも判明しました。
多くの大人が子ども時代から続く野菜嫌いを克服できておらず、その一方でなんとかしたいと考えている人も多いことがわかりました。
さらに親の野菜嫌いは子どもにも影響を与えてしまうことも多いようです。
【大人の野菜克服シリーズ】大人が嫌いだと子どもにも影響しちゃう?【トマト編】
大人の野菜嫌いは本人だけの問題ではなくなってきている人も多いようです。
また、子どもの偏食を叱ることができず、親の威厳が保てないといった声も…。一度植え付けられた苦手意識を払拭することは容易でありませんが、子どもの食生活のため、自分のため、一歩を踏み出してみませんか?
知らなかった美味しさや、世界を広がるチャンスになるかもしれません。
ナスの嫌われポイント
大人が嫌いな野菜にあげられるナス。どういったところが嫌われてしまうのでしょうか?
①ドロドロした食感(47.0%)
②スポンジみたいな食感(29.5%)
③食べたときの青臭さ(26.5%)
④アクの強い苦味(25.5%)
⑤中にある粒(種)の食感(21.0%)
⑥毒々しい見た目(16.5%)
⑦皮の食感(15.0%)
⑧みずみずしい食感(12.0%)
加熱するとドロドロする食感、生だとスポンジのような食感、ニオイなどの要素がナス嫌いには大きなハードルになっているようです。
ナス克服チャート
西友が展開するWE LOVE VEGETABLESキャンペーンでは、ナス克服のためのチャートを参考に料理をしていくことで、苦手要素をカバーすることができると紹介しています。
【ナスの苦手要素に対する対応策】
苦手1位
ドロドロした食感
・別の食感の食材と合わせる
苦手2位
スポンジのような食感
・長時間火を通す
・別の食感の食材と合わせる
苦手3位
青臭さ
・皮を縞目に剥く
・切ってからすぐ使う
・肉と合わせる
苦手4位
アクの強い苦味
・皮を縞目に剥く
・切ってからすぐ使う
・肉と合わせる
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