「僕は手伝わない」クレラップのCMメッセージの背景|自粛期間に男女の認識のギャップは埋まった?

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 「僕は手伝わない」クレラップのCMメッセージの背景|自粛期間に男女の認識のギャップは埋まった?

2020.07.11

新型コロナウイルスの影響で外出自粛期間があったことで、多くの共働き夫婦の家事分担に変化がおこっているそうです。
家事や育児の大半を妻がやらなくてはならない? そんなことはありません。今の時代にあった、今の夫婦の在り方を考えてみませんか?

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妻と夫 家事・育児に対する認識に大きなギャップ

出典:kurelife.jp手間のかかる家事は妻担当が多いが、育児は半々という結果

株式会社クレハが緊急事態宣言発出後に在宅勤務となった共働きの20代~40代の夫婦400名(既婚・小学生以下の子どもがいる人・男女200名ずつ)を対象に、「共働き夫婦の家事シェア事情」に関する調査を行いました。

家事・育児の分担割合について、約半数の家庭で妻が家事・育児の80%以上を担っていることがわかりました。また、分担割合についての満足度で夫が84%だったのに対し、妻は60.5%にとどまり、夫婦間に認識の違いがあることが浮き彫りになりました。
夫は「やってるともり」、妻は「もっとやってほしいのに」といったように共働きが増え、夫の家事参加が叫ばれる時代となった今でも夫婦間のギャップがうかがえます。

担当してる家事は?


【夫トップ3】

①ゴミ出し(57.5%)

②浴室の掃除(47.8%)

③食事の片付け(28.8%)

【妻トップ3】

①料理・食事のしたく(84.3%)

②アイロンがけ(61.8%)

③洗濯・干す(59.8%)

時間のかかる主要な家事の担当は妻の割合が大きく、比較的容易な家事を夫が担当してるケースが多いようです。

その一方で、育児は「半分半分」とした人が多く、家事と比較して育児の方が分担が進んでいるという結果になりました。

コロナ禍によって夫の家事参加率がアップ!

出典:kurelife.jp

新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発出されたことで、多くの企業がテレワークを導入。在宅勤務などで働き方が変わったことにより、62.8%の夫婦が家事・育児分担について「話し合いをした」と回答。また、68.1%の家庭で「夫が家事・育児をする機会が増えた・少し増えた」ことがわかりました。改めて家事・育児の分担を見直す家庭が増え、前項で示した夫婦の認識の違いを埋めるきっかけになったことがうかがえます。

夫がする機会が増えた家事・育児は?


①子どもと遊ぶ(58.8%)

②料理・食事のしたく(44.5%)

③食料品・日用品の買い出し(41.9%)

④子どもの食事・お風呂などの世話(39.3%)

⑤食事の片付け(36.0%)

⑥部屋の掃除(31.3%)

⑦子どもの勉強を見る(28.3%)

⑧子どもの寝かしつけ(22.1%)

⑨洗濯物の取り込み(19.5%)

⑩洗濯・干す(17.6%)

11位以下:ゴミ出し、浴室の掃除、トイレ掃除、家計管理

この結果から、これまで妻中心となっていた料理や食事に関する分野について夫の家事参加率がアップしたことがわかります。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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