枝豆のおいしい加熱法|茹でる?それとも蒸し焼き?どちらが豆の風味がよいのか比較してみた

料理・グルメ

2021.07.18 更新

真夏になると外せない組み合わせといえば、キンキンに冷えたビールと“枝豆”。今が旬の枝豆は、おつまみと定番としてなくてはならない存在ですよね。
枝豆に火を通すときには、茹でている方が多いかと思いますが、じつは、茹でる以外にも手軽でおいしく食べられる加熱方法があります。その方法とは、「フライパンでの蒸し焼き」です。「蒸し焼きってどうやってやるの?」「茹でたものと何が違うの?」と、気になるところ……。

そこで今回は、茹でた枝豆と蒸し焼きにした枝豆に違いがあるのか、どちらかおいしくなるのかを実際に比較してみました。それぞれの加熱方法の手順と併せてご紹介します。

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枝豆の加熱方法その1「茹でる」

枝豆の加熱方法の定番「茹でる」手順です。

1. 枝豆(今回は250グラムを使用)をボウルに入れて水洗いします。枝についているものを外し、サヤの両端をキッチンばさみなどで切って下処理をします。

調理

2. 大さじ1の塩を枝豆にもみ込みます。

調理 

3. 沸騰させたたっぷりのお湯(1リットル程度)に塩大さじ1を入れ、中火で3〜5分ほど枝豆を茹でます。

調理 

4. 茹であがったらザルにあげて冷まします。

調理 

◼︎ポイント
塩の分量は、水1リットルに対して3〜4%(もみ込み用の塩を含む)が目安。かためにしたいときには3分ほど、やわらかめにしたいときには5分ほどと、茹で時間はお好みによって加減してください。ザルにあげる前に1つ取り出し、かたさを確認するとよいかと思います。加熱後に水にさらすと水っぽくなることもあるので、さらさなくてOKです。

枝豆の加熱方法その2「フライパンで蒸し焼き」

次は、枝豆の加熱方法「フライパンで蒸し焼き」にする手順です。

1. 枝豆(今回は250グラムを使用)をボウルに入れて水洗いします。枝についているものを外し、サヤの両端をキッチンばさみなどで切って下処理をします。

調理 

2. 塩10gをもみ込み、10分ほどおきます。

調理 

3. 枝豆をフライパンに入れてフタをし、7分程度蒸し焼きにします。

調理 

◼︎ポイント
加熱の途中でフライパンをゆすって中の枝豆を動かし、加熱ムラのないようにします。枝豆から出る水分で蒸し焼きにできるため、水は不要です。

茹でた枝豆と蒸し焼きにした枝豆を食べ比べ!味や食感はどう違う?

それぞれの方法で加熱した枝豆を比較してみます。
(左): 茹でた枝豆
(右): フライパンで蒸し焼きにした枝豆

結果それぞれの方法で加熱した枝豆を比較してみます。
(左): 茹でた枝豆
(右): フライパンで蒸し焼きにした枝豆


茹でた枝豆は、塩茹でしたことできれいな色味に。鮮やかな緑色が目を惹きます。

いつもどおり、おいしい枝豆です。


フライパンで蒸し焼きにした枝豆は、豆が入っている部分の表面に少し焦げ目がつきました。

水を使わなくても、しっかり火が通っています。

「茹でる」と「フライパンで蒸し焼きにする」の2つの方法で加熱した枝豆を食べ比べてみたところ、蒸し焼きのほうが香ばしく、枝豆の風味がアップしたように感じました。蒸し焼き直後にアツアツの状態で食べるのがおすすめ!

塩気は、茹でたものよりも強めに感じるので、枝豆本来の甘さが引き立つ結果に。食感は、3分茹でた枝豆と、7分蒸し焼きにした枝豆がちょうど同じくらいのかたさになったため、蒸し焼きはかためが好きな方におすすめな方法です。少し焦げ目がつくことで、ちょっぴり手の込んだおつまみに見えてしまうのも魅力的ですね。

お湯を沸かす必要がなく簡単にできるところがうれしい蒸し焼きですが、加熱ムラをなくすためにも通常サイズのフライパンに250〜300gほどの枝豆の量が限度です。一気に大量の枝豆を加熱したいときには、数回にわけて蒸し焼きにする、または茹でる方法のほうがよいかもしれません。

これから、いよいよ夏本番。1日の疲れを癒す晩酌タイムに、おいしい枝豆をお供にしてはいかがでしょうか。蒸し焼きの方法をまだ試していない方は、ぜひお試しくださいね。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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