40代で1000万円貯めている人は何人?
同調査で「1000万円以上の貯金がある」と答えた人は「500人中65人」です。
「お金を借りる即日融資ガイド110番(株式会社タンタカ)」で「主婦500人に聞いたお金事情!」をさらによく見てみると、1000万円貯めている主婦の年齢別の内訳は以下の通りでした。
20代 7人
30代 24人
40代 25人
50代 7人
60代 1人
70代以上 1人
1000万円以上の貯金をしている世帯の多くは30代、40代。僅差ではありますが、40代が第一位となっています。
引用元:https://tantaka.co.jp/okanekariru/archives/5535
30代、40代と言えば、子育てが中盤以前の方も多い時期です。
お子さんがいてもそれほど教育費がかからない時期にあたる方も多く、いわゆる「貯め期」と呼ばれる貯蓄がしやすい時期にあたる方が多い可能性もあります。
また、今回の調査の対象者の年齢層がそもそも30代、40代の方が多いので年齢層に偏りが出たと考えることもできそうです。
1000万円以上の貯金でも足りない?
今回の調査結果では、1000万円以上の貯金がある方の割合が多く見られましたが、みなさんのご家庭ではいかがですか?
「うちも1000万円以上の貯蓄がある」と思った方もいれば、「1000万円なんてとても無理」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私の個人的な経験談からお話しすると、長い期間の家計管理をしていると「1000万円の貯金でも足りない」という方は非常に多く見られます。
老後の資金だけでも2000万円の貯蓄が必要と言われることもありますし、お子さんが2人、3人といらっしゃれば教育費もかかります。
若いうちに1000万円を貯めても、マイホームにマイカー、教育費と払うものを払ったらあっという間に貯金ゼロに転落…というのも過去の家計相談ではよくあるケースです。
私自身も3人の子供がいますが、これから本番を迎える3人の教育費を考えると、頭がくらくらしてしまうほどです。
今1000万円以上の貯蓄がある方も、特に若い世代の方ほど油断しないように気を付けましょう。
特に、気を付けてほしいのはお子さんの進路についてです。
私立にするのか公立にするのかによって大きな教育費の差が出ますから、ご夫婦でよく話し合っておきましょう。
今回の調査結果はいかがでしたか?
もしかしたら1000万円以上の貯蓄がある人の割合が多いことや、30代、40代といった若い世代の方が1000万円以上の貯蓄をしていることに不安や焦りを感じてしまう方もいるかもしれません。
しかし、必要な貯蓄額というのはひとそれぞれ違うもの。
よそのお宅の貯蓄額と自分の貯蓄額を比べて焦る必要はありません。
ご自分のご家庭に必要な貯蓄額をよく考え、どんな生活をしたいかを家族・夫婦ですり合わせましょう。
生涯にわたり、どのような選択をするかによって、残せる老後資金にも差が出ますので、若い方ほどできることから実践していきましょう!
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