【勝間和代x川村真木子】「幸せな人生」ってどんな人生?未来が不安になったときに思い出してほしいこと

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 【勝間和代x川村真木子】「幸せな人生」ってどんな人生?未来が不安になったときに思い出してほしいこと

2020.08.30

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好きじゃない人と一緒にいる人生って?

川村:旦那さんのことが大嫌いで、でもお金のためだけに我慢をしている知り合いがいますが、我慢して生きているぐらいなら別れた方がいいのにって思ってしまいますね。
そんなに嫌いな人のそばで生きていたら、幸せを感じる時間が明らかに減ってしまいますよね。今、自分がどれだけ「happiness(幸福)」を感じられるかどうか、そこが最も大事だと考えます。

勝間:お金のために口もきかないけど一緒に暮らしている夫婦って、確かにいますよね。私の周りでも結構聞く話です。子どもを通じてしか口を聞かない人もいますね。

川村:そういう人、日本人に多い気がします。仮面夫婦・仮面カップル・セックスレスで、なんで一緒にいるのか私には理解しがたいです。今この瞬間を大切に生きていないから、日本人の自殺率が高かったりするのではって分析しているんですけど。

勝間:高学歴同士で結婚して、お金もあって、お子さんも私立学校に入れて……なんて、外から見るとすごく恵まれているように見える家庭が、実は、ほとんど口を聞かない冷え切った夫婦だったりってこともありますね。

川村:体裁が大事なんですよね。それって幸せからは明らかに遠のいていますよ。

勝間:そんな場合、さっさと離婚したほうがいいです。例えどんな苦労したとしても。

川村:本当にそう思います。離婚したら不幸になるんじゃないかって思っているかもしれませんが、私の周りを見ていると、離婚したからこそ幸せになっている人もいますよね。

勝間:もちろんそれなりの覚悟は必要ですが、お金の問題はなんとかなります。あるお金でなんとか工夫をすればいいのです。

川村:お金が無ければ無いなりの楽しみをその中で見つければいいと思います。お金がかからない遊びもありますから。人生にはいろんな種類の楽しみがあると思いますよ。自分が「覚悟を持って選ぶ」ということができない人が多いのかな。既成概念に縛られているから。

勝間:そうですね。
だからパートナーは必須なものと考えず、選択肢の一つとして考えればいいんじゃないかな。いた方が好ましいけれど合わないパートナーならいない方が好ましいっていう。
多くの人が離婚を避けたいのは、結局1人ぼっちになるのが怖いからでしょう?けれど、変な人と二人でいるぐらいなら、1人でいる方がずっとよくないですか?しかも本当は1人ぼっちじゃないです。見渡せば友達もいるし、猫もいるし。

川村:最近は、頼る人が家族じゃなくてもいいかなって思いますね。勝間さんもおっしゃった通りみんな「老後1人だったらどうしよう」と不安になりますよね。でも別に一緒にいるのが旦那である必要はないんですよ。もし自分が体調が悪くなってしまったら、周りの友達を頼るのも1つです。もし私が友達から頼られたら、もちろん全力で助けます。そう考えてみると、頼る相手は友達でいいと思うんです。無理に好きでもない旦那と一緒にいるのは、自ら幸福から遠のく行為だと感じます。

勝間:困ったときには施設もあります。職員の方が仕事としてしっかり対応してくれますから、親切ですし頼りになりますね。

それでも離婚せず、その人と一緒にいるのなら悪口は言わないほうがいいです。それがマナーです。心でどう思おうと勝手ですけど、「その人と一緒にいる」と決めたなら、自分のためにも、相手へのマナーとしても、悪口は言わない方がいいですよ。どう生きるか誰と生きるか、それは自分自身が選んでいるのですから。

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