【勝間和代x川村真木子】「幸せな人生」ってどんな人生?未来が不安になったときに思い出してほしいこと

ライフスタイル

2020.08.30

「幸せになりたい」それは誰もが望むこと。「どうやったら幸せになれるんだろう」「このままで将来幸せになれるのかな」そんな悩みを抱くことってありますよね。。

どんなときも「自分の選択」を大切にして生きてきた経済評論家の勝間和代さんとバリキャリ金融女子の川村真木子さんの対談から、皆さんに「幸せ」に生きるためのポイントを伺いました。

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幸せは着地点じゃない

川村:私はInstagramで発信をしているので、多くの方から様々な質問を受けるのですが、「幸せ」についてよく質問されます。勝間さんは、幸せについてどのように考えていらっしゃいますか?

勝間:それこそ、私「幸せについて」研究するのが趣味なんです(笑)。昔から相当数の文献を読んで、研究をしていく中で「ああ、なるほどな」と、共通の結論がわかるようになりました。

毎日の24時間のうち、幸せを感じる時間が1秒でも長ければ「幸せ」に近くなると思うんですよ。例えば「ご飯が美味しい」「猫がかわいい」「友達と会って楽しい」「成果が出て嬉しい」、そういう小さなことの積み重ねなんですよね。
幸せを感じている時間がトータル長いことが「私は幸せ」と感じるかどうかだと思うんです。

川村:私も同じ考え方です。”live in the moment”(今この瞬間を生きろ)ですね。
今、自分が感じる幸せが少しでも長いほうがいいと思っています。将来の金銭的安定のために今我慢するというのは本末転倒だと思います。今を大切にしないなんて!特に40代に入ってから強く思うようになりました。

勝間:「幸せのゴールは○○になることだ」って、何か大きな結果を得ることだと勘違いしている人が多いんですよね。着地点が幸せなんじゃなくて、日々の小さなことの積み重ねが幸せそのものなんですよ。
例えば、私は猫を飼っているので、洋服に猫の毛が大量につくんですよね。それを今まで粘着テープのコロコロで取っていたんですけど、洋服ブラシで取ったほうが早いしキレイになるってことがわかって、それが幸せです。
こういう小さな発見が幸せなんですよ。みんな幸せって大それたことだと思っているようなんですけど、全然そんなことないんですよね。

川村:そうですね。
今をどれだけ楽しく過ごせるかで、人生の勝敗が決まるとすら思っています。

勝間:わかります。過去のことを思い悩んで、将来のことに不安を覚えてしまうものですが、もっと「今現在」を見つめましょうってことです。基本的には宗教でも、ほとんどがそういう考え方のようです。

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