イライラし過ぎて暴言、夜には酷い落ち込み……毎日ツライ感情の起伏に困ったら。今すぐできる方法6選

心と体

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2020.07.29

「朝は良い調子だったのに色々考えていたら気分が落ち込んだ」「カッとなって怒ってしまったけど後で泣きたくなった」…こんなふうに激しく変わる気分に振り回されてはいませんか。
今回は情緒不安定になる原因と、すぐに役立つ対策をまとめてお届けします!

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最近情緒不安定と言われる…その原因はストレスじゃなくて女性ホルモンかも?

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人間誰しも喜怒哀楽がありますが、その感情の波が激しく、心が不安定になっている状態を情緒不安定といいます。放っておくと、うつ病、躁うつ病などの心の病気にもつながるため、早めに対処することが大切です。

原因は人間関係や仕事のストレス、不眠など様々ですが、今回はアラフォー女性が経験しやすい女性ホルモンのバランスの乱れについてお話しします。

女性ホルモンは月経前や更年期に大きく変動しますが、この影響が脳のホルモンや神経に伝わると、感情が不安定になるといわれています。まだ更年期が来ていないアラフォー女性でも、過度なダイエットや喫煙などで卵巣機能が低下し、更年期と同じ症状が出ることがあります。

漢方医学では、女性ホルモンによる情緒不安定は、気や血の異常が原因と考えられており、気や血の巡りを良くする漢方薬を使って体の調子を整えます。

感情を安定させて笑顔の毎日を取り戻す方法

自宅ですぐにできるセルフケアで体の疲れや心の負担を軽くしたり、医療機関で相談したり、漢方薬を飲むことで体質改善を目指す方法などがあります。

1.太陽の光をしっかりと浴びて体を活動モードに!

朝は太陽の光をしっかりと浴びて体を活動モードに切り替え、規則正しい生活を心がけます。就寝前は脳を刺激しないように、アルコール類・カフェイン・タバコ類は避け、就寝1時間前はできるだけスマホ画面を見ないようにし、テレビも消しましょう。また、38~40℃のぬるま湯にゆっくり浸かることで副交感神経が優位になり、睡眠が深くなります。

2.女性ホルモンのような働きをしてくれる「大豆製品」を積極的にとる

バランスの良い食事を3食摂るように心がけましょう。また大豆や大豆製品は女性ホルモンのような働きをするので、納豆、豆腐、きな粉、豆乳などを食事に取り入れたり、サプリメントを利用したりすると良いでしょう。

3.アロマオイルでストレス発散

ストレス発散は心の安定につながります。ヨガや散歩などの軽い運動、趣味、お友達とのおしゃべりなど様々な方法がありますが、今すぐ気持ちを落ち着かせるための方法として、アロマオイルもおすすめです。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

木村 英子

木村 英子

検疫所、病院にて公衆衛生・感染症現場を経験した後、インドでアーユルヴェーダに出会いました。Dr Meenakshi Ahuja氏に師事する中で東洋医学の奥深さを知り、現在はオンラインで相談が出来る薬剤師として働いています。

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