4.マインドフルネスを取り入れた腹式呼吸でリラックス
吐く息が吸う息の2倍の長さになるようカウントしながら腹式呼吸をします。この時、お腹に手をあてて、意識をお腹のふくらみとへこみに集中させましょう。また、腹式呼吸とあわせて、自分の心を、過去でも未来でもなく、現在に向ける瞑想(マインドフルネス)を取り入れてもよいでしょう。
5.長引く場合は病院で相談
それでも症状が数週間以上続く場合は、婦人科、心療内科、精神科などを受診しましょう。
一般的には、抗不安薬や抗うつ剤が治療薬としてよく使われます。女性ホルモンが特に影響している場合は、月経関連ではピル、更年期関連ではホルモン補充療法も治療として有効です。
6.毎日飲むだけの漢方薬で根本解決を目指す
「気分の波にもう振り回されたくない」
そんな方には漢方薬がおすすめです。
一般的に西洋薬よりも副作用が少ないとされておりますし、対症療法ではなく、体質の改善に働きかけることで根本的な解決を目指すものですので、同じ症状を繰り返したくない方に最適です。
また、健康的な食事やセルフケアを毎日続けるのは苦手という方も、医薬品として効果が認められた漢方薬なら、症状や体質に合ったものを毎日飲むだけなので、手間なく気軽に継続できます。
<情緒不安定な方におすすめの漢方薬>
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
主にイライラや不安感、のぼせ、ほてりがある方におすすめです
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
主にイライラや緊張、疲労感、不眠がある方におすすめです
漢方薬を選ぶ際には自分の体質に合ったものを選ぶことが大切です。体質に合っていない場合は、効果が出ないことや、副作用が出ることもあります。購入時にはできる限り漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。
自分に合った漢方薬が知りたい。コスパ良く漢方を飲んでみたい。という方には、スマホで専門家に相談できる「あんしん漢方」もおすすめです。AI(人工知能)と漢方のプロフェッショナルが症状に合った漢方を見つけ出し、効く漢方を自宅に届けてくれます。
まとめ
「最近、気持ちの波が大きいな」と感じたら、まずセルケアを。それでも改善せず長引く場合は、医療機関を受診しましょう。
他の病気の心配がなく、「体質改善からじっくり取り組みたい」とお考えの方は、ぜひ一度漢方薬を試してみてください!
教えてくれたのは… 薬剤師 木村英子さん
「あんしん漢方(オンラインAI漢方)」薬剤師 木村 英子
臨床検査技師・Vedic Healer Ayurved basic course 修了
検疫所、病院にて公衆衛生・感染症現場を経験した後、インドでアーユルヴェーダに出会いました。Dr Meenakshi Ahuja に1年間師事する中で東洋医学の奥深さを知り、現在はオンラインで相談が出来る薬剤師として働いています。
●漢方女子
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