今回使うのは3合炊きの土鍋!
最近、土鍋でご飯を炊く方も増えてきているようで、ネットショッピングでも2000円くらいから手頃な土鍋が販売されています。
筆者が使っているのは3合炊きの土鍋です。大人2名と小さい子ども3人の5人家族なので、このサイズでも十分なご飯の量を炊くことができます。
土鍋ご飯のプラスポイントは、ふっくらとして風味豊かなお米を炊けるということ。同じお米を炊飯器と土鍋で炊いて食べ比べてみましたが、なぜか土鍋のほうがおいしく感じられました。そして土鍋だとお焦げもつくることができます。土鍋の底にできたお焦げがまたいい味をだしています。
土鍋ご飯のマイナスポイントの1つは、保温ができないということ。ご飯は炊きあがったらしばらくは保温効果もあるので温かいですが、数時間保温ということはできないので、ある程度の時間で食べきるか、冷凍保存する必要があります。この点は炊飯器より劣るポイントになります。
我が家流の土鍋ご飯の炊き方
【材料】
・白米 2合
・水 400〜440㏄
*今回は新米なので400ccで炊きます。
【作り方】
①お米をといで土鍋にいれる。また水も同じく土鍋にいれる。
②20分以上、そのままお米を水につける。
③蓋をして中火にかける。
④だいたい15分くらいで蓋の穴から水蒸気がでてくるので、水蒸気がでてきたら、そこからさらに3分ほど加熱して火を止める。
⑤火を止めたら、そのまま20分ほど蒸らす。絶対に蓋を開けないでください。
⑥蒸らしが終わったら蓋を開けて、下から混ぜて余分な水分を飛ばしてできあがり。
鍋底にできているお焦げもしっかり味わってくださいね。
作り方はこれだけの手順です。ポイントとしては、どうしても蓋を開けたくなる衝動に駆られるかもしれませんが、最後の最後まで蓋は開けないようにしてください。開けてしまうと、水分が逃げておいしく蒸らしができません。
この待ちの時間がおいしいご飯を作るポイントです。
土鍋でお米を炊く方法はいくつかありますので、使うお米や好みの硬さになるよう、家庭にあった炊き方で炊いて下さい。
新米でご飯を炊く際にはちょっとした注意点が!
新米を炊く際には、ちょっと気を付けてほしいポイントがあります。それは水加減です。
新米は、収穫したばかりでお米の中に水分がたっぷり含まれています。その為、白米を炊く前の水の量は、通常より少し少なくしましょう。
土鍋ご飯は、水の量と加熱がポイントとなります。途中で蓋を開けられないので、不安かもしれませんが、炊きあがったご飯はやはり炊飯器にはないおいしさがあります。
ぜひ、気になった方は土鍋ご飯を試してみてくださいね。
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