柄・ガラス・漆器。テーブルが華やかになる食器の選び方と使い方 #フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント

料理・グルメ

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お皿とお料理の組み合わせを楽しんで!日本の伝統工芸である漆器

次の世代にも継いでいける、価値ある漆器。

「葛打ち豚のみぞれあん」の盛り付けアレンジ例をお見せします。
こちらは白の船型のお皿に盛り付けたパターン。器の形、見た目でも楽しめます。

こちらは漆器とガラスの器を重ねて使った盛り付け例です。夏の料理である葛打ち豚の涼しげなイメージから着想を得た、黒い漆器の丸盆にガラスの器を重ねた盛り付けを試してみました。
皆さんはどちらがお気に入りですか?

漆器は高価なものですが、適切に保存することで次の世代にも継いでいける価値ある器です。お椀や菓子鉢、重箱などは皆さんのお家にもあるのではないでしょうか?

最近だとプレースマットだったり、トレイだったり使い勝手のよいものも増えています。
一度に一式をそろえるのは大変ですので、気に入ったものから1つずつそろえていきましょう。

高級レストランでも、漆の重箱にオードブルを詰めてみたり、お椀にポタージュをついでみたりと、和の伝統工芸と洋食を組み合わせるなど、固定概念にとらわれない使われ方をしています。

漆器の使い方に限らず、器と料理の組み合わせは、ある程度のルールを守ってさえいれば自由。固定概念に囚われず、自分のインスピレーションに従って、お皿とお料理の組み合わせを楽しんで欲しいと思います。
この記事が新しいお皿の使い方や、選び方のヒントになれば幸いです。

次回は選んだお皿をカトラリーやお花、小物と組み合わせて全体をまとめる、テーブルコーディネートのヒントについてご紹介したいと思います。お楽しみに!

食器に悩んだらまずはこの食器!基本の食器選びについてもチェックしてみてください。

フードコーディネーター 進藤由美子さん

フードコーディネーター、テーブルコーディネーター、料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。
大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。
著書に『eat well and laugh often』『明日もサンドイッチ』(ともにCooking Studio Y Cookbook)がある。

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

進藤由美子

進藤由美子

料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。

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