【家で育てるハーブ】ハーブで料理の幅がグンと広がる!  #フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント

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 【家で育てるハーブ】ハーブで料理の幅がグンと広がる!  #フードコーディネーター進藤由美子のワンポイント

2020.07.17

フードコーディネーターの進藤由美子です。
今回から「少しの工夫」で「いつもの料理」が楽しくておいしくておしゃれになるワンポイントを連載でお伝えしていきます。
第1回目はキッチンやベランダで育てられるハーブをご紹介します。
みなさん、ハーブを料理に取り入れていますか? ハーブがあるだけで、料理の幅が広がり、盛り付けのときにもおしゃれに見えますよ。

春から夏にかけてのシーズンはガーデニングを始めるにもピッタリのシーズン。
活用方法も伝授しますから、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

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ベランダなどで簡単に栽培できる!ハーブを育てるときに気をつける3つのポイント

我が家のキッチンガーデンにはハーブがたくさん植えられています。
スイートバジルやホーリーバジル、ローズマリー、レモングラス、タイムなどを育てています。

こちらはミント、タイム、ローズマリーを育てているラック。
こんなに小さな鉢でもちゃんと育つんですよ。

こんな風に籠に摘んであげると見た目も素敵です。

お家で育てるおすすめハーブは


バジル、イタリアンパセリ、ミント、ディル、タイム、ローズマリー、オレガノなどはプランターでもスクスク育ってくれるので、キッチンの窓辺やベランダなどで簡単に栽培できます。

育てるときのポイント


ハーブは普通に水やりをするだけで特に手間のかかる植物ではないんですよ。
育てるときに気をつけるポイントは3つだけです。

① 枯れた葉はきちんと摘むこと。
どんな植物でもそうですが、枯れた葉っぱを残しておくと植物自体が弱ってしまいます。見つけたら摘んであげましょう。

② ある程度伸びたら収穫してあげること。
ハーブは摘んであげることでどんどん新芽が生えてきます。適宜収穫してあげることで、よりその株が元気になりますよ。

③ 花芽をみつけたら摘むこと。
ハーブは花が咲いたら葉も茎も固くなってしまうので、花芽を見つけたら摘んであげることで収穫できる時季を伸ばすことができます。摘んだ花芽はハーブの葉と一緒にそのまま食べられますよ。

ハーブがあると料理の幅がグンと広がります。育てたハーブを使ったお料理をいくつかご紹介します。

ハーブを使った料理1:タコとトマトとバジルのサラダ

タコとトマトとバジルのサラダ

トマトとバジル、そしてオリーブオイルの組み合わせはイタリアンの定番!
タコでなく他のシーフードと組み合わせてもおいしくいただけます。

ハーブを使った料理2:白身魚のポアレ ハーブソース

白身魚のポアレ ハーブソース

飾るとお洒落なだけでなく、ハーブには肉や魚のにおい消しの効果もあります。
それを活かした料理がこちら。
今回使ったハーブはディル。白ワインとレモンのソースに合わせることで白身魚の生臭さを消し、爽やかに仕上げてくれますよ。
ハーブにはさまざまな効果があることで知られています。
例えば、今回つかったディルには鎮静や整腸効果があると言われています。

ハーブを使った料理3:ラムチョップ ハーブパン粉焼き

ラムチョップ ハーブパン粉焼き

このお料理につかったハーブは、イタリアンパセリとローズマリー。
イタリアンパセリは、鉄分補給やデトックス効果が高く、いわゆるパセリと違って苦みも少ないためお料理に合わせやすいハーブです。
またローズマリーには集中力を高めたり、お肌の調子を整える効果があります。

グリルしたラムチョップに、にんにくとパン粉を油で炒めたものにイタリアンパセリをあわせ、たっぷりとかけたお料理。
温かいうちにローズマリーをあしらうことで、その香りを移すことができます。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

進藤由美子

進藤由美子

料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。

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