ハーブを使った飲み物:ミントとレモングラスのハーブティー
お料理はもちろんですが、そうしたハーブの薬効を感じられ手軽に楽しめるのがハーブティーです。
お庭で摘みたてのミントとレモングラスに90℃のお湯を注いで3分ほど抽出します。
効用としては、リラックス効果、抗菌、消化器のサポートなどです。
ミントのフレーバーがさわやかであまりクセがなく飲みやすい組み合わせのハーブティーです。
番外編:ハーブ以外のお料理の引き立てに使えるもの
ハーブだけでなく、あしらいとしてお料理の引き立て役に使える植物としては、オリーブ、ブドウ、ひいらぎ、南天、モミジ、フキ、山椒、笹、シダ、松の葉、柿の葉、ヒバ、雪ノ下などがあります。仕上げに添えるだけでも格段にお料理の見栄えがよくなりますよ。
山椒などは鉢植えでも育てられますのであると家庭料理がワンランクアップしますよ。
また、もしお庭があればモミジや南天、ハランなどは比較的簡単に育てられます。
和食の盛り付けやお正月のおせちなどに活かせますのでお勧めします。
購入したい場合、あまりスーパーでは見かけませんが、近所の八百屋さんに声を掛けておくと仕入れてくれたります。ネット通販で購入するのもおすすめです。
あるだけでぐっと料理が引き立つので、手に入れるのは少し手間ですが、おすすめです。
あしらいを使った料理:帆立の湯引き しょうがソース 木の芽の香り
鶏ガラ出汁スープで湯引きした帆立にしょうがソースをかけたお料理ですが、そこに摘んできた木の芽をあしらうことで、香り、彩りともにぐっと引き立ちます。
ハーブもあしらいも、取り入れてみたら手放せないものになりますよ。
ぜひ身近に売っているハーブから、挑戦してみてください。
お話を伺ったのは……フードコーディネイター 進藤由美子さん
フードコーディネイター、テーブルコーディネーター、料理撮影スタジオ経営を経て、2002年より料理教室「Cooking Studio Y」を主宰。国内や海外で食関連の知識や情報を長く研究し、その成果を毎月のレッスンで発表する季節の創作料理に生かしている。
大人の遊び心にあふれた自由な発想のテーブルコーディネートにも定評があり、日々の食卓に新しい彩りを添えるヒントやアイディアとともに、笑顔の広がる豊かな食空間と時間を提供する。
著書に『eat well and laugh often 』『明日もサンドイッチ』(ともにCooking Studio Y Cookbook)がある。
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