夏が旬の冬瓜の栄養&さっと作れる副菜レシピ3選|冬瓜は低カロリーでダイエットにもぴったり!

料理・グルメ

2020.08.20

6〜9月にかけて出回る冬瓜は、今まさに、旬の真っただ中。夏バテ解消効果も期待できるため、この時季、積極的に食べたい野菜です。そこで、冬瓜の栄養や効能について紹介するとともに、さっぱり食べられる簡単レシピを紹介します。スーパーなどで見かけたら、ぜひ手に取ってみてはいかがですか?

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夏バテ解消に役立つうえ、低カロリーでダイエットにも!

冬瓜はカリウムや食物繊維が豊富


 冬瓜は、カリウムが豊富です。カリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあるほか、高血圧の予防や、むくみの解消に効果的です。

 また、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が2:1と理想的なバランスで含まれているため、整腸作用があり、便通をスムーズにしてくれます。また、食物繊維にはコレステロールの吸収を抑制したり、老廃物などを排泄する作用も。

 さらに、ビタミンCやサポニンも含まれています。ビタミンCは抗酸化作用があり、アンチエイジングや美肌、風邪予防の効果が期待されます。サポニンは、油を溶かす作用があり、コレステロール値や中性脂肪値を下げ、動脈硬化を予防する効果があるとされます。

夏バテ解消やダイエットにも


 冬瓜は体の熱を冷ます作用があります。
 水分とカリウムも含まれているので、汗によって失われたものを補給でき、夏バテ解消に役立ちます。

 また、冬瓜は95%が水分。100gあたり16Kcalと低カロリーなので、おかずの具材として積極的に取り入れることで、ダイエット効果も期待されます。ただし、偏った食事は健康によくないので、ダイエット中でも、さまざまな食材をバランスよく食べることが大切です。

 さらに、種や皮にも高い利尿作用があるため、漢方などに利用されます。

 もっと詳しく知りたいなら、こちら

食べ方のヒント

 冬瓜に含まれるカリウムやビタミンCは茹でると水に溶け出すので、みそ汁やスープなど、汁ごと食べられる調理法がおすすめです。

下ごしらえのポイント


 まず、皮は少し青みが残る程度に薄くむきます。これで、加熱してもやわらかくなりすぎず、歯ごたえよく仕上がります。適当な大きさに切ったら、種とわたを除きましょう。
 皮の側に隠し包丁をすると、味がよくしみますし、面取りをすると、煮崩れしにくくなります。
 また、たっぷりの湯で4〜5分下ゆですると、青臭さがやわらぐとともに、味がしみやすくなります。

保存のポイント


 丸ごと保存する場合は、皮もついた状態でキッチンペーパーとラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。これで約1か月〜3か月もちます。

 カットされたものは、スプーンなどで種とわたを除き、皮つきのままキッチンペーパーで包みます。さらにラップで包んで、冷蔵庫の野菜室で保存し、約5日で食べ切りましょう。
 冷凍の場合は、皮をむいて食べやすい大きさに切り、冷凍用の保存袋に重ならないように入れて冷凍庫へ。1か月程度保存できます。

食べ過ぎには注意


 冬瓜には体を冷やす作用があるので、特に冷え症の人や妊娠中の人は、食べ過ぎには気をつけましょう。ショウガなど、体を温める食材と一緒に摂るのもおすすめです。

 また、腎臓の機能に障害のある人は、冬瓜を食べ過ぎると、高カリウム血症を引き起こす原因になることがあるので、注意が必要です。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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