更年期の睡眠の特徴
毎晩しっかり熟睡できていますか?
育児や仕事、介護など忙しい日々の中で毎日快眠できているという方は少ないのではないでしょうか。
不眠症は、男性も女性も関係なく誰もがなりますが、厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、育児や仕事、介護の負担など、忙しい毎日を送る女性は、30代以降のほとんどの年代で男性よりも睡眠時間が短いという結果が出ています。
また日々の忙しさに加え、女性は更年期を迎えると、睡眠障害に悩む方も増えるようです。
更年期にでる睡眠症状の特徴
更年期は加齢により睡眠そのものが浅く短くなりますが、さらに更年期障害の症状である、のぼせや発汗、動悸が睡眠に影響を与え、睡眠の質が低下するそうです。
では、どうしたら更年期を迎えた女性も、ぐっすり快眠することができるのでしょうか?
寝る前の時間が大切!ぐっすり眠るための2つの方法
改善方法①寝る前の時間が大切!リラックスするように心がける
睡眠を改善させるためには、寝る前の時間が大切です。寝る前には、心身ともにリラックスできる環境づくりを行いましょう。
寝る前に行っているリラックス方法はありますか? ご自分にあったリラックス方法が快眠に繋がります。
お気に入りの音楽を聴く、好きな本を読む、アロマテラピーをする、家族と穏やかに過ごす、瞑想するなど、寝る前の時間はリラックスして過ごしてみてください。
改善方法②無理に寝付くことをしない。無理に寝付かず、眠くなってから寝る
寝床に入るとき、どんな状態ですか。眠ろう! と意気込んだり、寝床で眠くなるまで待ったり、眠る直前までスマホをいじったりすることは、頭が冴え、睡眠を遠ざけるNG行為。できるだけ寝る前は避けたいですね。
快眠するには、無理に寝ることはせずに、眠くなってから寝床に入ることが大切なようです。毎日の睡眠習慣に取り入れていきたいですね。
どちらも寝る前の過ごし方をちょっと変えるだけで、生活に取り入れやすい方法です。
睡眠不足を解消したい……寝る前の時間をゆったりと過ごしてみました
睡眠の質を改善するには、寝る前の過ごした方が大切なことが分かりました。
筆者も実際に、寝る前の時間は心を落ち着かせるようにしてみました。
睡眠の2時間前には全て家事を終わらせ、お風呂にも入り、後は寝るだけの状態にしてリビングで家族と過ごしてみました。
家族でカードゲームを楽しんだり、子どもに絵本を読み聞かせをしたりと、ゆったりとした気持ちで過ごしました。このようにリラックスするように心がけたら、寝る頃には自然と眠くなり、ぐっすりと深く眠れた気がします。
自宅で簡単に行える方法なので、気になる方はぜひお試しください。
寝不足を解消するだけで、次の日の気持ちの持ちようが変わってきます。睡眠は、健康的に過ごすために大切なものですね。
ぜひ2つの方法を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考:
・厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査結果の概要」
・産業保健新聞「女性のほうが多い不眠症、こうして改善しよう」
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