「オンライン映え」とは?
「オンライン映え」とは、ZOOMなどのオンラインビデオ通話の際、相手の画面に写る自分の姿をより良く見えるようにしたり、画面を通して相手に良い印象を持ってもらうように演出すること。
スマートフォンやパソコンの配置によって、暗く写ってしまったり、印象が悪くなることを避けるため、メイクやインテリア、照明用ライトなどを購入する「オンライン映え」消費が発生しているそうです。なんと、オンラインビデオ通話を利用したことがある人の3人に1人が「オンライン映え」消費の経験があるそう。
40代女性たちは「友達との会話」で利用することが多い
40代の方は、どんなシーンでオンラインビデオ通話をしているのでしょうか。
上のグラフからは、40代女性のオンラインビデオ通話について、1位「友達との会話」、2位「仕事の会議や打ち合わせ」、続いて「オンライン飲み会・お茶会」「セミナーの受講」の順で利用されていることがわかります。
オンラインであれば、暑さも気にしなくて済みますし、マスクをしないので表情もわかりやすく、友だちとの会話もしやすいですよね。また、転勤で遠方にいる友人などとも気軽につながれるのがオンラインビデオ通話の利点。普段なかなか会えない人とも、オンラインでおしゃべりできる絶好のチャンスです。
オンラインビデオ通話は、仕事の会議や打ち合わせでは欠かせないツールになりつつありますが、「セミナーの受講」においても便利です。外出しなくて済む、という気軽さもあるうえに、主催者が録画してくれていれば、都合で欠席したり、あとから復習したいというときにも、講義内容を見直すことができますよね。
「オンライン映え」をよくするために買ったアイテムは?
オンラインでの自分の印象をよくする「オンライン映え」のために、どんなアイテムが購入されているのでしょうか。
「オンライン映えのために購入したことがあるアイテム」についてのアンケート結果が上のグラフ。
女性の場合は、1位が「洋服」、2位が「メイク用品」、3位が「照明用ライト」となっています。
実際に購入した人の声はこちら。
- 首元がキレイに見える服を買った。(49歳・女性)
- 顔全体を明るくするためにライトと部屋の間接照明を購入。(35歳・女性)
- オンライン飲み会用にかわいいルームウエアを買った。(29歳・女性)
- 白や薄いピンクなどの明るい色の服、アイシャドウを赤っぽい色に変えました。(45歳・女性)
上半身しかうつらないオンラインビデオ通話だからこそ、対面で会うときとは違った工夫が必要なようです。
1位は「洋服」
1位の「洋服」は、白や淡色などの色を選ぶと「レフ板効果」で顔まわりを明るく見せてくれます。はっきりした色のカーディガンを肩からかければ、コーディネートの差し色に。透かし編みやレースなど、デコルテが美しく見えるデザインのトップスなら、女性らしいイメージにしてくれます。
また、友だちとのオンライン飲み会では、おしゃれな部屋着を購入する人も。リラックスしつつも女らしさに気を抜かない、大人の女性を演出できそうです。
2位は「メイク」
2位の「メイク」は、画面越しだと顔色がくすんで見えがちなので、普段より少しはっきりした色のリップがおすすめ。アイメイクを頑張らなくても、華やかな印象に仕上がります。
自宅でもきちんとメイクすることで、画面越しの相手に対して「自分のためにきちんとしてくれた」という好印象を持ってもらえます。
3位は「照明用ライト」
また、男性にも購入者が多いのが3位の「照明用ライト」。オンラインビデオ通話用の背景アプリを使っていたとしても、逆光だと暗い雰囲気になってしまうもの。そんなとき、スマートフォンやパソコンにクリップで取り付けるタイプの自撮りライトは効果的です。顔に照明が当たっていると、明るく話しやすい印象に見えるでしょう。
「オンライン映え」するアイテムをきっかけに、「それいいね」「どこで買ったの?」と会話が弾むこともありますよね。オンラインビデオ通話でのコミュニケーションをより楽しむために、印象をよくするアイテムを試してみるのもいいかもしれませんね。
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