私たちにできる狂犬病予防
何度も書いてきましたが、もし狂犬病を発症すれば待つのは死のみです。
この恐ろしい病気を、犬を飼っている人はもちろんですがそれ以外の人も、一人一人が意識を高めて防いでいく必要があります。
犬を飼っている人が気をつけること
○散歩の際には必ずリードをつける
○市町村での犬の登録を行い、年に1度必ず狂犬病ワクチンを接種する
当たり前と思ってしまう人もいるかもしれませんが、これをできていない飼い主がとても多いのが現状です。
犬を飼う際には必ずお住まいの市町村へ届け出をして、犬鑑札を受け取ってください。
そうすることによって、毎年決まった時期に狂犬病予防接種のお知らせが届くので、つい忘れてしまうということもありません。
市町村が行う集団接種に行けない場合は、かかりつけの動物病院で受けても大丈夫です。
「うちの子は室内飼いだから」「うちの子は大人しくて咬むことなんてないから」という方も中にはいますが、これは犬を飼う人全員に義務付けられていることです。
言い方は厳しくなってしまいますが、これができないのなら犬を飼う資格はありません。
必ず受けさせるようにしましょう。
犬を飼っている人・飼っていない人が共通して気をつけること
○海外に行く際は特に、むやみに動物に触らない
○飼い犬であっても傷のある場所を舐めさせたりしない
できることはそう多くはありませんが、私たち一人一人の意識を高めていくことがとても重要です。
ペットを飼う人はもちろんのこと、そうでない人も正しく動物と関わっていくように心がけましょう。
狂犬病を撲滅するために国をあげて体制がとられていますが、少しの気の緩みでいつどのようにまた日本国内でも感染が拡がるかわかりません。
ペットを始めとする大切な家族を守るためにも、狂犬病予防を心がけていきましょう。
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