片づけの途中で心が折れてしまわないように。最後まで片づけきるために準備しておきたい3つのこと

心と体

2021.01.28 更新

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3. 具体的なスケジュールを決める

ゴールを定めたら、必ず決めておきたいのが「具体的なスケジュール」です。

先ほどのマスク収納の見直しを例にあげると:
・9月10日までに、玄関近くの収納スペースにボックス一個分の空きをつくる
・9月12日までに、リビングの収納スペースからマスクを取り出して空箱に入れ、玄関に移動する
・9月13日から20日まで、玄関に移動したマスクを使ってみる
・9月20日、使い勝手がよければ、そこを定位置に決める

といった感じです。試してみて使い勝手が悪いようなら、「何が使いづらかったか」「どうすれば使いやすくなるか」を考え、さらにスケジュールを決めたテストを繰り返し、自分にとっての正解を見つけます。

このときのポイントは、「日」単位のスケジュールだけでなく、「時間」単位のスケジュールまで決めておくこと

たとえば、フルタイム勤務で平日は夜、片づけに時間がとれない場合、朝6時から6時15分までを片づけにあてる、平日はきっぱり諦めて土日の朝8時から10時の2時間、集中して片づけるなど。現実的な時間を確保しておくことで、「今日も片づけられなかった…」と凹むのを防げますよ。

スケジュールを考えるときは、「これなら必ずできる!」と確信できるレベルまでハードルを下げておくことも、成功の秘訣だと感じます。

まとめ

理想の住まいを、1日や2日で手に入れることはできません。でも、長期戦を意識して、片づけに対するモチベーションを維持することができれば、今がどんなに理想と違っていても必ず、少しずつ、そこに近づくことはできます。

前回の記事でもお伝えした通り、今の家が理想の間取りや広さとかけ離れていても、だからこその良さがあります。「家が狭い」「モノが多い」「時間がない」それでも住まいをすっきり保つための“片づけ マインド”は「狭くて良かった」だったりします。

 

次回は、「片づけの正解」について考えてみる予定です。よろしければ、チェックしてみてくださいね。

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

さいとう きい

さいとう きい

東京都心の60平米、2LDKに夫婦+小2男子+愛犬1匹の4人暮らし。 ニューヨーク・サンフランシスコ・ホーチミン・横浜・東京など、世界各地の60平米以下の小さな部屋で暮らしてきた経験を元に、「スモールスペースを最大限に活用して、狭くても快適な暮らし」を提案しています。

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