【美容皮膚科医が教える正しいスキンケア】マスクは?紫外線は?秋冬の肌トラブルのもとは間違った知識にあり!

心と体

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2020.10.01

夏に浴びた紫外線の影響や乾燥で、肌トラブルが起こりやすい秋口。美肌をキープするために気をつけるべきことは何なのか。これからの季節に起こりやすい肌トラブルについて、人気美容皮膚科医にたっぷり質問! 

聖心美容クリニック 美容皮膚科指導医長 兼 熱海院院長で、自身がノーファンデーション主義を貫き「すっぴん.Dr」として知られる美肌の持ち主、小林美幸院長にお話をお聞きしました。
正しい知識を身につけて秋の素肌を守りましょう!

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マスクは肌を保湿してくれる?

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昨年の冬からマスク生活が続いているという人も多いのでは? 例年以上にマスクを装着する時間が長くなりそうな今年の秋冬。まずはこのマスクによる肌トラブルについて、聖心美容クリニックの小林院長に聞いてみました。

マスクをしているとその下は湿気で肌がしっとり。これは保湿になっているの?という問いにはずばり、「答えはNO! むしろ乾燥するので、つけっぱなしはNG!」との回答。

「マスクは肌に密着していますから、汗もかくし、細菌も増えるし、摩擦にもなります。冬は寒さ対策にもなりますが、マスクの摩擦などでダメージを受けたかもしれない皮膚からマスクをとると、保湿されていたはずが急に水分が蒸発し、摩擦によってバリア機能が破壊されていると一気に乾燥しひりひりし、より乾燥を促すかもしれません。マスクはずっとつけっぱなしではなく、外してもよい環境であれば外して、必要なときに清潔なマスクを装着するのが良い」とのこと。

マスクを着けているときは肌がしっとりしていても、摩擦や乾燥などのダメージと隣り合わせということですね。

今年はとくにマスクによる唇の乾燥に注意!

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マスクのつけっぱなしに気をつける以外に、何か注意すべきことはあるのでしょうか。「唇の乾燥がマスクのせいで悪化するかも! 保湿を重視して」と小林院長は指摘します。

もともと乾燥が気になる季節ではありますが「今年はマスクをして過ごすことが多いのでより気をつける必要がある」とのこと。「皮脂腺が少ないため皮脂の分泌量も少なく乾燥しやすい”口まわり””唇””頬”ですが、これらはまさにマスクで摩擦ダメージを受ける部分。摩擦によりバリア機能が破壊されると肌は乾燥しやすくなります」。

乾燥を防ぐには保湿が大切! 唇を中心とした上記3ヶ所をしっかり保湿力があるアイテムを使ってケアしていきましょう。「摩擦は刺激を与えるので、なるべくこすらず、手のひらを温めながら包み込むように保湿してください」とは小林院長のアドバイス。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

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kanacasper

プチプラ、ハイブランド、韓国コスメを緩急つけて楽しむコスメフリーク。 編集を手がけたメイクブック『“かわいい顔”はつくるもの! 秘密のオルチャンメイク』『わたし史上いちばん”盛れる”秘密のオルチャンメイクⅡ』(Sweet Thick Omelet/DVD付/¥1,500・税別)が好評発売中。

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