ヒーターやこたつで肌荒れするって本当?!
冬には欠かせないヒーターやこたつといった暖房器具が肌荒れを引き起こすという話を聞きますがこれは本当なのでしょうか。この疑問には「近赤外線による光老化に要注意! たるみの原因にも」という衝撃の回答。「もちろん熱による乾燥も原因ではありますが、最近では近赤外線が皮膚の深いところまで影響を及ぼすことがわかってきました。近赤外線は幅広い波長域すべてを指すので、すべての波長が皮膚に対して有害というわけではありませんが、一部の近赤外線では光老化が増進され、シワが増えたり血管に障害を与え赤みが続いたり、血管が拡張したり、たるみの原因にもなると考えられています」とのこと。
では、ヒーターやこたつをどのように使えばそのような肌への悪影響を避けられるのでしょうか。これには「厚めの布で皮膚を覆って!」とのアドバイス。「たとえば、羊は日の強い場所で近赤外線も含まれる日光をたくさん浴びていても体温が上昇しないのは羊毛が近赤外線から守ってくれているということなので、近赤外線の光老化を予防しながらヒーターなどを使う場合は、直接肌を温めるのではなく厚めの布で皮膚を覆ってから浴びるのが良いでしょう」。
厚めの布で皮膚を覆えば、設定温度も下げられてエコにもなりますね!
雪山ではウォータープルーフの日焼け止めを使った方がいい?
秋冬でも日焼け止めを使った方がいいのはわかるけれど、特に注意しなければならないのはどんなときなのでしょうか。
「標高が高いところなどでは要注意。紅葉をみるために登山をするときは、標高が高くなれば紫外線が増えるので要注意です。また、冬でも雪山は反射光がすごいので、かなり日焼けします。秋冬だからといって油断禁物です」とのこと。
それでは、秋冬でも夏に使うような強力なウォータープルーフの日焼け止めを使ったほうがいいのでしょうか。これには「乾燥しやすくなります!」ということでNG。「ウォータープルーフは角質層にしっかり入り込むために乾燥しやすくなり、皮膚にダメージを与えやすく乾燥しやすくなってしまう可能性があります。スキーなどウィンタースポーツでどうしても使う場合はしっかり保湿もし、専用のクレンジングで優しく落としてください」とのこと。
秋冬は乾燥を主とした肌トラブルが増える季節です。とくに今年はマスクによる肌荒れには気をつけたいところ。さらに、ヒーター等の暖房器具による肌への悪影響も頭に入れて、健やかな肌でこの秋冬を乗り越えたいですね。
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