家計簿をつけているのに貯金ができない理由とは?
「家計簿をつけているのに貯金ができない」理由は、何だと思いますか?
正解は、以下の2つです!
1.家計簿のつけ方が間違っている
2.根本的な収支が整っていない
私は、これまでたくさんの家計簿を拝見してきましたが、「家計簿をつけているのに貯金ができない」と悩んでいる方の家計簿は、必ずと言っていいほど、上記の2つのどちらかに当てはまっています。
2つの原因について、少し詳しく紹介しますね。
1)家計簿のつけ方が間違っている
家計簿をつけているのに貯金ができない人の家計簿というのは、ほとんどの場合家計簿のつけ方が間違っています。
例えば、収支が正確に出せない家計簿のつけ方をしている、家計簿上だけ黒字にして本当は赤字なのをごまかしている、予算管理ができない家計簿のつけ方をしている…。
挙げればキリがないのですが、非常に高い確率で「こんな家計簿のつけ方で貯金ができるはずがない」と感じてしまう「意味不明な家計簿」に遭遇することが多いのです。
「意味不明な家計簿」に翻弄され、家計簿をつけているのに家計のことが自分でもよく分かっていない…、このような方には、正しい家計簿のつけ方をお伝えするのですが、みなさんみるみる家計が改善していきます。
クレジットカードの使い過ぎで自己破産してしまった方でも、数か月正しい家計簿をつけていくと見違えるような家計になることが多々あります。
2)根本的な収支が整っていない
家計簿をつけているのに貯金ができない人の家計簿の特長として、もう1つ挙げられるのは、根本的な収支が整っていないことです。
当たり前のことですが、いくら家計簿をつけても、収入以上の支出があれば貯金はできません。
節約は大切なことですが、いくら節約をしても貯金ができる金額には限界があるのも事実です。
お子さんの教育費がかかる時期や、育児休業中で一時的に収入が減ってしまう時期、大きな支出がかかってしまう時期は、いくら上手に家計簿をつけても収入以上の支出になってしまうことがあります。
ただ多くの場合は、「うちは収入が少ないから貯金ができない」「無駄遣いはしていないからこれ以上の節約はできない」と思い込んでいるだけで、実は1つ目の「家計簿のつけ方が間違っていることが貯金ができない原因だった…」というケースもよくあります。
安易に「うちは家計簿をつけても貯金はできない」と思い込まず、まず相談してみてほしいですね。
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