みずみずしい新米とジューシーな鮭は相性抜群!
創業110年「お米館 調布本店」六代目で、五ツ星お米マイスターでもある秋沢毬衣さんは、新米をおかずにごはんが食べられるほどのお米好き。時間があるときはごはんにあう“お友”をよく探すそうです。
そんな秋沢さんが、新米のお供としておすすめするのが、新潟加島屋の「さけ茶漬」。脂がのったキングサーモンに塩をすり込んで低温で1ヶ月ほど熟成させ、じっくりと香ばしく焼き上げてから食べやすくほぐした一品です。
「みずみずしくて甘い新米は、ジューシーな鮭と相性ぴったり! フレーク状になっていて、食べたいときにすぐ取り出せて便利です。新米の香りのよさと、鮭のジューシーさを存分に楽しんでいただけると思います」(秋沢さん)
実山椒がピリッ! ちょっぴり大人な「チリメン山椒」
秋沢さんがごはんに混ぜ込んでよくおむすびにしているのが、はれまの「チリメン山椒」。上質で小粒揃いのチリメンと、ピリッとしたさわやかな辛味が魅力の山椒をあわせた、ちょっぴり大人な味わいです。
「おむすびにしてパクッと食べると、口の中でほぐれたときに実山椒のピリッとした辛味が出てきて、いいアクセントになります。チリメンの食感とあいまって、噛めば噛むほどごはんの甘みがお口の中に広がりますよ!」(秋沢さん)
ポリポリとしたたくあんの歯ごたえで新米がどんどんすすむ!
「ポリポリとした食感が楽しい!」と秋沢さんが話すのが、岸浅次郎商店の「七尾たくあん浅次郎漬」。大根、塩、米糠のみを原料に、添加物・着色料を一切使用せずに、職人の手で1本ずつていねいに漬けて、でき上がるまでに3年かかる数量限定の商品です。
「こちらのたくあんはすごくおいしくて、新米といっしょにぜひ食べて欲しいです。ポリポリとした食感が楽しくておすすめです。ちょっとお酒を飲んだあと、青天の霹靂といっしょに締めに食べたら最高です」(秋沢さん)
新米だからこそ、炊き込みご飯に。今が旬の「栗ごはん」が◎!
ピッカピカの新米は、つい白米で食べなきゃもったいないと思いがちですが、「じつは炊き込みご飯にも向いているんですよ!」と秋沢さん。
「新米で炊き込みご飯にしていただくと、ふっくらみずみずしく炊き上がって、いつもの炊き込みご飯がワンランクアップするのでおすすめです。一から作っても、レトルトのものを使ってもいいと思います。新米だからこそ、しっかりとおいしさを吸って、炊き込みご飯の具を引き立てますよ!
特におすすめなのが、新米で作る“栗ご飯”。ほくほくとした栗は古米とあわせると少しパサついて感じることがありますが、新米ならふっくらとみずみずしく、お米の甘みもお楽しみいただけると思います」
白米で食べてもよし、炊き込みご飯にしてもよし。この時期だけの新米のおいしさを存分に楽しみましょう!
教えてくれたのは
五ツ星お米マイスター 秋沢毬衣さん
東京都調布市お米館 調布店六代目。「お米を通して豊かな食卓を!」をモットーに、品種ごとのお米のおいしさを伝道中。系列店「米屋彦太郎」銀座三越店では11月8日(日)にお米の魅力を再発見する「オコメコレクション」をオンライン開催。オリジナルパックごはん2種を食べ比べながらお米談義を楽しみ、後日秋沢さんが参加者の好みに合わせてブレンドした米2合が郵送される。詳しくはサイトで
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