コロナ禍のインフルエンザ予防接種どうする?昨年より2割多い7割の人が同時流行に備えワクチン接種の希望! 

心と体

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実際にかかってしまったら?

出典:www.meiji.co.jpQ インフルエンザシーズンに37.5℃以上の熱が出たらどうしますか。

出典:www.meiji.co.jpQ あなたは今年の年末年始はどのように過ごしますか

この冬、シーズン通して健康に過ごせるに越したことはありませんが、対策を万全にしたつもりでも体調を崩すことは誰にでもありうることです。
実際に発熱してしまった場合、どういった対応が必要になるのか、どういったことが不安なのかを明確にイメージしておくことも大切かもしれません。

インフルエンザにかかることへの不安と困りごととは?


❶「新型コロナウイルスかインフルエンザかわからない」(58.7%)
❷「重症化しないか」(48.7%)
❸「家族にうつしてしまわないか」(44.2%)
❹「すぐに治療できるのか」(32.0%)

この季節に発熱しても、新型コロナウイルスによるものなのか、インフルエンザによるものなのかの判別が難しく、対応に困ることがトップにあがりました。そして、「新型コロナウイルスとインフルエンザの同時感染をしてしまわないか」不安、「病院に行ったことで新型コロナウイルスに感染しないか」不安といった声もあがりました。また、子育て世代の女性に多かった回答に自身がインフルエンザにかかってしまった場合「育児をどうするか」を不安視する回答も見られました。

インフルエンザシーズンに37.5℃以上の熱が出たら?


インフルエンザシーズンに37.5℃以上の熱が出たらどうするかについて最も割合が高いのは、「すぐに病院に行く」(50.3%)でした。次いで「保健所または病院へ連絡する」(39.6%)、「病院にはいかず自力で治す」(18.1%)と続きました。

調査では、「すぐに病院に行く」という回答が多く見られましたが、今年は新型コロナウイルス感染のリスクを考慮し、医療機関においては慎重な対応が求められています。
医師の時田章史さん(「クリニック ばんびぃに」院長)は「これからの時期、もし熱が出たら、かかりつけ医にまずお電話でご相談ください。かかりつけのない方は都道府県設置の相談センターにお電話していただくと、近隣で対応していただける医療機関をご紹介いただけます」とまずは電話での問い合わせを推奨しています。新型コロナに関しては引き続き保健所が相談しましょう。

容態に大きな変化がなければ発熱から約24時間は自宅で様子を見てから受診されることをおすすめします。

私たちができる予防対策とは?


予防接種以外に私たちするべき予防対策はなんでしょうか。

「手洗いをする」(85.4%)
「うがいをする」(74.9%)
「マスクをする」(72.7%)
「外出を控えたり、人込みを避ける」(48.9%)

その他・・・「換気」「イベント自粛」「湿度管理」「食事管理」

年末年始はどう過ごす?


前の質問で個人でする対策として「イベント行事への参加自粛」といった声もありましたが、今年の年末年始はどう過ごしたらいいのでしょうか。そして世間の声はどういった回答が多かったのでしょうか。

❶「外出は控え、自宅で過ごす」(69.6%)
❷「初詣(参拝)に行く」(22.5%)
❸「帰省する」(18.9%)
❹「忘年会・新年会へ参加する」(7.8%)

その他・・・「旅行に行く」「初売りに行く」「レジャー施設に行く」

外出を控えると回答した人が7割近くいた一方で、初詣や帰省するといった回答も意外と多いことがわかりました。

今回お話を伺ったのは

出典:www.meiji.co.jp

時田 章史先生(「クリニック ばんびぃに」院長)
1984年順天堂大学医学部卒業後、同大学院に進学し研究に携わる。豪州ガーバン医学研究所留学を経て、順天堂大学医学部小児科講師(現非常勤)、2015年より港区白金台に「クリニックばんびいに」を開設、“プレイスタイル乳児健診”を展開中。日本小児科医会公衆衛生委員会委員、東京小児科医会理事、港区医師会理事、2017年より“VPDを知って、子どもを守ろうの会”の理事を務める。

今年の冬は、新型コロナウイルスの流行により、社会全体で感染症予防に対する意識が高まっていることもあり、インフルエンザの流行にも敏感になっている人が多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスの感染を予防するには、3密を避ける、マスクを着用するといった対策が不可欠です。
また、免疫力を高めるには、質の良い睡眠と栄養バランスのとれた食事、そしてワクチンの接種も有効です。感染症予防のための対策とワクチン接種を「今年」だけではなく、続けていきたいですね。

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