運動や食事制限の必要なし!「太らない生活習慣」を身につける【下腹しぼりダイエット】

心と体

 運動や食事制限の必要なし!「太らない生活習慣」を身につける【下腹しぼりダイエット】

2020.11.14

広告

大切なのは「何を食べるか、食べないか」より「いつどれだけ食べるか」です。

バランスの良い食事は大切。でも「いつ」食べるか、「どれだけ」食べるのか…にも意識をもって!

書店に並ぶダイエット本を手に取ると「これだけで痩せる」と銘打ったものがズラリ!と並んでいます。ところが中身を読み進むと、「白米はNG。玄米を食べましょう。」とか「おやつは厳禁!」など、厳しい制限が並んでいて、がっかりした人はいませんか?

下腹しぼりダイエットでは、そんな制限はありません。代わりにあるのは生活習慣を整えるという意識を持つことだけ。食事でいえば「食べてはいけないもの」はありませんが、「食べるべき量」をきちんと意識して食事をすることを勧めています。
これは「12時だからランチだ。」「夕飯だから一汁三菜、しっかり食べなくちゃ。」という自分の体調とは関係ない時間や習慣に縛られずに、おなかが減ったタイミングで必要な量だけを食べる、ということです。

例えば、家族と食卓を囲むタイミングで、おなかが空いていないときもありますよね。そんな時、つい「いつもと同じ量を食べていたわ」という方はいませんか?
まず、その習慣を止めることから始めてみてください。付き合い程度に少しおかずをつまむだけにして、その場を離れ、もしもそのあとにおなかが空いたら、その空いた分だけを意識してまた少し食べるようにしてください。

ただし、夜10時を過ぎたら食事は厳禁です。どうしてもおなかが空いて眠れない…という場合を除いては、できるだけ食べないようにします。どうしても!という場合でも、消化の良いものを少しだけ…とか、食べる代わりにお水を飲んで空腹をしのぐようにすると、体への負担が少なくなります。

まずは基本の呼吸法。少しの意識で基礎代謝も上がります。

ドローイング・ウォーキングはカロリー消費と深い呼吸を同時に行えるため、血流改善には特に効果的。

ドローインとは、呼吸によってお腹をへこませることで、腹筋を収縮させる筋肉トレーニングのこと。まずゆっくりとたくさん息を吸い、そのときにおなかを膨らませます。吐くときにはおなかをへこませながら深く長く「シーッ」と音を立てて吐き切ります。この呼吸はヨガで使うものと同じで、酸素を多く体内に取り入れることができるため、血流がよくなり体が温まることを助けます。またおなかの収縮を意識して行うことで腹筋が鍛えられ、筋肉量の増加にもつながります。

歩きながらでも家事をしながらでもできるので、すぐにでも「シーッ」と音を立てて息を吐くところから始めてみましょう。この時に、たくさんの息を吐くことを意識すれば、深い呼吸が身につきます。緊張したりイライラすると、呼吸は知らず知らずのうちに浅くなりがち…呼吸が浅いと体に酸素が回らず、あちこちにコリや痛みが起こります。

肩こりさんやいわゆる頭痛持ちの人は、呼吸が浅く肩が上がり首がコリやすい場合が多いもの。痩せたい人だけでなく、これらの症状がある人にも「シーッ」と吐く呼吸は効果的です。通勤や買い物で歩くときには、ぜひおなかを意識しながらのドローイン・ウォーキングで血液循環を改善し、腹筋を鍛えましょう。

下腹しぼりの基本テクニック「シールはがし」にトライしてみましょう!

基本の手のポジション:左右の親指をくっつけた状態で骨の内側に当てます。人さし指~小指は体に添えて。

骨盤の上部の骨の内側に親指の第一関節までを差し込み、ゴシゴシとシールをはがすように親指で骨の内側をしごきます。

②①より下を同様にしごきます。片側が終わったら反対側も同様に。

エステや整体で体のケアをしている人は多いと思いますが、予約の手間や移動時間、それに経済的理由もあり、長く継続するのは厳しいのが現実です。しかし、セルフケアなら継続が可能です。毎日、朝のトイレの1分間をこの「シールはがし」にあててみてください。

体重を減らすことは、大切な目標ですが、それ以上に大切なのは「健康」…この考え方はセルフケアの基本です。
充分な水分を摂ってお通じを整え、呼吸で血液の循環を良くし、体を緩め、適切な量の食事を心掛けて、健康で太らない体を手に入れましょう。

目指せ、何もしなくても太らない体!

「1分でサイズダウン!下腹しぼりダイエット トイレに行くたびやせる!」

出版社: KADOKAWA
定価 : 1,200円(+税)

 

 

 

 

 

取材・文:みやむらけいこ
イラスト:ジョンジー敦子

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告
saitaとは
広告