ブラジャーを試着してぴったりサイズを探す方法
店舗で試着しないでブラジャーを買う理由の1つに「面倒だから」という理由があります。その他に、意外とお店の方に見てもらうのが恥ずかしいとの声が多いのです。
お洋服の試着なら試着室の中で「自分に似合うか?」「思っていたようなシルエットか?」「サイズは大丈夫か?」など自分だけで判断できるので比較的簡単です。ブラジャーとなるとどの状態が合っているのか分からないというのも試着しない理由ではないでしょうか。
今回は試着した時に自分で判断できる簡単なチェックポイントをご紹介します。
合っているかの判断が自分でできるなら、試着してみようとも思うし、お店の方に気を遣わず自分でできますよね。
着けた時のチェックポイント
着けてみて、なんとなく今までと変わらないからサイズが合っていると思い込んでいるのではないでしょうか?判断するチェックポイントがいくつかあります。
1.アンダーサイズが合っているか?
アンダーベルトに適度なフィット感があって、食い込みがなくカップの中のバストがちゃんと支えられている状態が理想です。周りに脂肪の盛り上がりや段差ができていないか?ゆるすぎて浮いていないか?確認しましょう。
2.カップサイズが合っているか?
カップの中に隙間がなくバストがちゃんと納まっている状態が理想です。脇やカップ上辺に段差がないか?カップを押すとへこみができるほど空洞がないか?確認しましょう。
動いた時のチェックポイント
サイズを確認したら少し動いてみましょう。
【手順】
- 腕を回したり、上げ下げをしてみましょう。
- 上半身を左右にひねってみましょう。
チェックポイント1:アンダーベルトはズレませんか?
アンダーベルトがフィットしている箇所の皮膚は腕を動かすたびに伸び縮みします。ズレは皮膚と生地がフィットできなくて起こるのです。肩ひもをちょっと緩めてもズレるなら、アンダーサイズを小さくしてみましょう。それでも合わなければアンダーベルトが太いタイプのブラジャーの方がよいかもしれません。
チェックポイント2:カップからバストが流れてきませんか?
お洋服を着て気にならない程度なら構いません。カップを押してみて極端に凹む、バストの脇の盛り上がりが気になるなど、動いて極端に形が変わるのは、カップがバストをちゃんと包み込んでいないからなのです。カップサイズを小さくしてみましょう。ただし、肉質がやわらかいタイプの方は、フルカップなどバストをちゃんと包み込むタイプのブラジャーをお勧めします。
2本のブラジャーの着け比べ
できれば試着室には2本以上のブラジャーを持って入りましょう。着け比べをすると「着け心地」の比較ができて、自分に合ったブラジャーが見つけやすいからです。
まず、違うサイズのブラジャーを比較してみましょう。例えばB75だとしてもC75も試着します。メジャーで計るとBカップでも試しにCカップも着けてみるのです。不思議なことに脇の脂肪がカップに入りカップサイズが合いアンダーベルトがラクに感じることもあります。着け比べることで自身の気持ちいいフィット感を見つけましょう。
それでも納得できなければ、違うタイプのブラジャーを着け比べてみましょう。アンダーベルトが細いと食い込みが気になります。太いものに変えると解消することがあります。バストが脇に流れてしまう場合はサイドサポート機能があるブラジャーに変えると解消することがあります。
メジャーで測ってもわからない!
女性のバストは柔らかく形も様々なので、メジャーで測ってもそのままのブラジャーサイズとは限りません。試着することによって本当に体にフィットするブラジャーを見つけることができます。めんどくさがらず、できるだけ試着しましょう。
イラスト:ジョンジー敦子
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