ペットがいる部屋、暑すぎない?ペットの健康のために冬に気をつけるべき3つのポイント

家族・人間関係

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2020.12.14

寒さも深まってきて私たち人間はしっかりと暖かい服装をしていますが、みなさんのお家のペットはどうですか? 犬種・猫種によっては寒さに弱い子もいて、場合によっては病気や怪我に繋がることもあります。 今回はペットケアアドバイザーの視点から、ペットが冬場に気をつけることと対策についてお話していきます。

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気をつけるべきこと1:室温の管理

室温に気をつける出典:www.photo-ac.com

犬や猫の中には、先祖が寒冷地域が原産で寒さに強い種類もいれば、逆に温暖地域が原産地で寒さに弱いという種類もいます。
犬で言うと、人気のトイプードルやチワワなどの小型犬や、イタリアングレーハウンドなどの短毛犬種は寒さに弱い子が多いです。まずは飼っているペットの種類が寒さに強いのか弱いのかを確かめましょう。

その上で室温の管理を行うことが重要です。
一般的に、犬や猫が過ごしやすいと言われている室温は20度前後です。
暖房の設定温度を確認するほか、湿度の管理やペットの寝床の近くに隙間風などが入らないかなども確認してみてくださいね。

気をつけるべきこと2:寒さ対策のしすぎ

寒さ対策のしすぎ出典:www.photo-ac.com

寒さ対策はとても大切なことで、ペットの凍傷や風邪などを防ぐためにもしっかりと行っていきたいものですが、寒さ対策ばかりに気を取られると、逆にペットが暑がってしまうということもあり得ます。
犬は特に暑がっているときは舌を出してハアハアと荒い呼吸をしているので、運動後などではないのにこのような呼吸の仕方をしている場合は、服を脱がせてみたり暖房の設定を変えてみたりして調節してあげましょう。

気をつけるべきこと3:凍傷や火傷に注意する

凍傷・火傷に気をつける出典:www.photo-ac.com

先ほども書いたように種類によっては寒さに弱い子もいます。そういった犬種は冬場の散歩にも注意が必要で、雪が積もっていたり路面が凍ったりしていると、肉球が凍傷を負ってしまう可能性もあります。
しかし、散歩は犬にとって運動だけではなくストレス発散の大切な場でもあります。散歩をやめるのではなく、できるだけ暖かい時間を選ぶなどして外に連れ出してあげましょう。

そして、冬場はヒーターやこたつなどペットに近い距離でも暖房を使う機会が多いので、凍傷だけではなくて火傷にも注意が必要です。
ホットカーペットや床暖房を使用している場合は、ペットが「暑い」と感じたら自分で避けることができるように暑さから避難できるような場所を部屋の一角に作っておいてあげると良いでしょう。

こたつの中に入りたがる犬や猫も多いですが、こたつは火傷だけではなく熱中症の危険もあるので、なるべく中に入れないようにするのがベストです。
それでも中に入ってしまう場合には、出口をわかりやすくするように工夫したり、こまめに様子をみてあげたりしてくださいね。

様子がおかしいと思ったらすぐ病院へ

犬や猫も人間と同じで、冬は特に風邪などをはじめとした病気にかかりやすい時期です。
今回書いた以外にもさまざまな病気や症状があるので、少しでもおかしいと感じたらすぐにかかりつけの動物病院で診てもらうようにしてください。
寒い冬も大切なペットの健康をしっかりと守っていきましょう。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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