最近太陽に当たってないな…と思ったら要注意!子どもの運動能力にも関わる大事な栄養素って?

心と体

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 最近太陽に当たってないな…と思ったら要注意!子どもの運動能力にも関わる大事な栄養素って?

2021.01.05

子どもの習い事、意外と子どもと同じくらい親も熱くなりませんか? 特にスポーツ系の習い事をしていると、親は毎回子どもの活躍にハラハラ・ドキドキ。どうやったら、レギュラーになれるんだろう? と自主練習をサポートする人も多いはず。でもそれ以上に、親だからできる応援方法があるんです。

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運動能力を上げたい…ビタミンDが重要って知っていますか?

運動能力を上げたいなら、整えたいのが「体の中身」。運動に耐えられる強い骨があること、脳が出した伝達をちゃんと筋肉で受け止められることが、パフォーマンスをアップさせるための必要条件です。そのために必要なのが、ビタミンDなのですが、食事での栄養不足、日光に当たる時間が少ないことから「ビタミンD欠乏症」を発症している子も少なくありません。

運動パフォーマンスアップが証明されている

実際にビタミンDを摂取すると、運動能力が上がることが証明されているため、アメリカではメジャーリーグなどのプロ組織でも積極的に管理、取り入れているそうです。実際、大学生アスリート103人を対象に、ビタミンDと運動パフォーマンスとの関連を調べた研究結果によるとビタミンDが十分である人に比べ、不十分とされるアスリートの人たちはパフォーマンスが落ちているという結果が報告されています*。

データ出典:www.hokto-kinoko.co.jp<ビタミンD充足状況による運動パフォーマンスの違い>

*参考文献:Compromised Vitamin D Status Negatively Affects Muscular Strength and Power of Collegiate Athletes

ビタミンD強化食材で補って!

ビタミンDは、動物性由来だと卵黄やバター、イワシ、カツオ、サケなど。植物性由来だと、きのこ類に豊富に含まれています。ビタミンDは、脂溶性ビタミンなので、食べるときは炒めたり、揚げたりなど油を使った調理法がおすすめです。

中でもきのこは、ビタミンDが豊富なことに加え、運動をするときに欠かせないエネルギーづくりや筋肉づくりを助けるビタミンB群も豊富に含まれているため、成長期のお子さんにはぴったりな食材です。

親世代にもうれしい効果が

ビタミンDは子どもだけに必要な栄養素ではありません。ビタミンDが豊富な食事をしていれば、親世代にもうれしい効果がいっぱい。うつや、アレルギー、風邪、ガン、糖尿病、動脈硬化など、現代病の予防になるんです。

特に女性は、老年期に入ると、骨粗鬆症になりやすくなっています。さらに日焼け止めや日傘などでしっかり紫外線をガードしてしまうので、ビタミンDが欠乏しがちなんです。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めて、骨を強くしてくれる効果もあるので、きのこなど、手軽でどんな料理にもあう食材を常備して、今から毎日食べる習慣をつけておけば、いつまでも若々しさをキープできますよ。

5分で簡単♪もう1品!ビタミンD強化メニュー

きのことカブのソテー

かぶ出典:www.hokto-kinoko.co.jp

【材料(4人分)】

  • エリンギ     100g
  • マイタケ     100g
  • 豚もも肉     200g
  • かぶ       4個
  • サラダ油     大さじ1
  • オイスターソース 小さじ1
  • 塩        少々
  • 鶏がらスープの素 小さじ1
  • 湯        30ml


【つくり方】

  1. エリンギは4cm幅に切り、縦4等分する。マイタケは1/3をみじん切りにし、一口大に切った豚肉にまぶしておき、残りは小房に分ける。かぶは厚さ8mmの食べやすい大きさに切り、茎は長さ3cmに切る。
  2. フライパンにサラダ油をひき豚肉、かぶを加え炒める。
  3. (2)にきのこ、オイスターソース、塩、ガラスープの素、湯を加え、全体に火が通るまで炒め合わせる。

教えてくれたのは

ホクト株式会社 営業本部 営業企画課
管理栄養士 中村 愛香さん

「きのこで もっと あなたの暮らしを いきいきと」をテーマにした、HOKTO(株)が運営するコミュニティサイト「きのこらぼ」。きのこの栄養やレシピだけでなく、きのこを通して季節ごとの健康や美容の悩みを解決する情報を発信中。

提供元:きのこらぼ(HOKTO)


TEXT:池田ゆき

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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