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【2020年を振り返る】先々のことは考えすぎない|ライフオーガナイザーさいとうきいさんが得たもの、やめたこと

カルチャー

 【2020年を振り返る】先々のことは考えすぎない|ライフオーガナイザーさいとうきいさんが得たもの、やめたこと

2020.12.30

オリンピックイヤーになるはずだった2020年は、まさかのパンデミックにより日本だけではなく世界全体が混乱と変化の年になりました。今もまだ続く新型コロナウイルスの大流行により大きく変わった私たちの生活。 コミュニケーション方法や働き方も変わり、外出頻度は極端に減りました。季節を問わずマスクをつけ、消毒を徹底する日々。今までの生活は大きく変わり、良くも悪くも驚くほど変化せざるを得ない1年でした。 そんな2020年、saitaで活躍頂いた皆さんに「2020年を振り返って、感じたこと、変わったこと、始めたこと」を聞きました。4人目はライフオーガナイザーとして活躍されるさいとうきいさん。

さいとうきいさんライフオーガナイザーのさいとうきいさん

2020年という年は……

さまざまな我慢や気持ちの切り替えを余儀なくされた一年ではあったものの、友人知人の様子をみていると、それぞれのやり方で順応していて、人間のもつ柔軟性や適応力について、あらためて感心した年でした。

たとえばライフオーガナイザー仲間なら、お客様宅に伺って片づけのサポートができない分、オンラインセミナーに切り替えたり、動画コンテンツを配信したり。「自由に動けないからアレもコレもできない」と嘆くのではなく、「動けないなら一度しゃがんで、その場で高くジャンプしてみよう」といった発想の転換で乗り切っている姿を見て、とても勇気づけられました。 

2020年に買った満足度高めのお気に入り

 アールケの炭酸水メーカー「カーボネーターII」です。

炭酸メーカー

夫婦で毎日、ビールとワインで晩酌する習慣があったのですが、買い物に行くのがむずかしく……。買い物頻度を下げるべく、ウイスキーを炭酸水で割った「ハイボール」を試してみたら「美味しい!」。というわけで、炭酸水メーカーを購入しました。

「カーボネーターII」は、手軽に美味しい炭酸水がつくれる便利なソーダマシンというだけでなく、シンプルで洗練された造形美もその魅力。キッチンに出しっぱなしにしておきたくなるデザインで、使うたびに“うっとり”できる点も優秀だと思います。

自宅で炭酸水を気軽につくれるようになったおかげで、国内外のウイスキーを飲み比べてみたり、飲み方を工夫してみたりと、外出自粛期間中も自宅で晩酌を楽しむことができました。

2020年 心に残った書籍、映画、ドラマなど

Appleの動画配信サービス「Apple TV+」のオリジナルコンテンツをおすすめしたいです。なかでも、マクロレンズやドローン、特殊カメラ等、最新のテクノロジーを駆使して撮影されたドキュメンタリー番組、「TINY WORLD(小さな世界)」は特におすすめ。

肉眼ではとらえられない生き物の世界を映像として目の当たりにして、その美しさに感動するだけでなく、「どうやって撮影してるの?!」という驚きや疑問も湧き上がります。最初は小学2年生の子どものために見始めたのですが、大人もすっかりハマりました。

ホームシアター出典:stock.adobe.comモバイルプロジェクタで壁に大きく投影して見ています

外出もままならず、なかなか心が沸き立つような経験ができないなか、映像でここまで気持ちが揺さぶられるとは……ほんとうに良コンテンツだと思います。

 

2020年始めたこと

運動不足が深刻で、オンラインでヨガ/ピラティスのレッスンを受けるようになりました。

オンラインyoga

当初は自宅にあるヨガDVDやYouTubeの無料動画などで体を動かしていたのですが、やってもやらなくても、なんのフィードバックも得られない環境では継続できず……。「ライブ感」を求めていくつか試した中から、「SOELU(ソエル)」というオンラインスクールを選びました。最近は子どもを学校へ送り出したあと、8時から9時のあいだに30分〜1時間ほど、軽く体を動かしてから仕事をスタートするという流れが定着しています。

自粛期間中にぽっちゃりした分を取り戻すには至っていませんが(汗)、気持ちをリフレッシュする習慣が身についたのはよかったと思っています。

2020年辞めたこと

 先々のことを考えすぎるのは辞めました。旅行や帰省について、これまでは早めに予定を決めて、ワクワクしながら仕事の調整をしたり、家族と話し合ったりすることが多かったのですが、今は1年後どころか1カ月後の状況も不透明……。

期待が大きすぎると、予定が変わったときに反動でガッカリも大きくなってしまうため、今は直近で楽しめる予定を優先し、先々のことは考えすぎないようにしています。

どんな2021年になればいいと思いますか?

在宅勤務が広まり、働き方や家族との過ごし方など、よい方向に変わったことも少なからずあったので(あったと思いたいので)、これを節目として、ワークライフバランスがよりよく整っていくといいなと思います。

将来、「2020年」や「2021年」を振り返ってみたときに、世界的にも、日本国内、個々にとっても、「コロナ禍で大変だったけど、そのおかげでこれが実現できた」と考えられる、前向きなことがひとつでもあってほしい……と切に願っています。

著者

さいとう きい

さいとう きい

東京都心の60平米、2LDKに夫婦+小2男子+愛犬1匹の4人暮らし。 ニューヨーク・サンフランシスコ・ホーチミン・横浜・東京など、世界各地の60平米以下の小さな部屋で暮らしてきた経験を元に、「スモールスペースを最大限に活用して、狭くても快適な暮らし」を提案しています。

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