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【2020年を振り返る】仕事量の「ちょうどいい」を手に入れた|犬山紙子さんが得たもの、やめたこと

カルチャー

2020.12.31

オリンピックイヤーになるはずだった2020年は、まさかのパンデミックにより日本だけではなく世界全体が混乱と変化の年になりました。今もまだ続く新型コロナウイルスの大流行により大きく変わった私たちの生活。 コミュニケーション方法や働き方も変わり、外出頻度は極端に減りました。季節を問わずマスクをつけ、消毒を徹底する日々。今までの生活は大きく変わり、良くも悪くも驚くほど変化せざるを得ない1年でした。 そんな2020年、saitaで活躍頂いた皆さんに「2020年を振り返って、感じたこと、変わったこと、始めたこと」を聞きました。6人目はイラストエッセイストの犬山紙子さん。

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犬山紙子さん犬山紙子さん:イラストエッセイスト

2020年という年は……

私の場合、イベントの仕事がなくなったり、地方の仕事がリモートになったりで仕事量がかなり変化しました。その結果自分のとって一番しっくりくる仕事量はどのくらいなのか? を見つめ直すきっかけになった年でした、働き方や分量はコロナ後で変わってくると思います。また、仕事がリモートか直接会うか選択肢が今後増えたままに定着すると良いなあとも思っています。

2020年に買った満足度高めのお気に入り

これ1台でどんな髪型もOKのヘアドライヤー『 ダイソン エアラップ』です。
リモートだとヘアメイクさんがいない!でも自分でブローできない!と焦り、慌てて買いました。

ダイソンヘアアイロン

かなり高額でしたが、プロがブローしたようなつやつやの髪に簡単になれるので毎日使って重宝しています。

2020年 心に残った書籍、映画、ドラマなど

『経済政策で人は死ぬか』デヴィッド・スタックラー&サンジェイバス

コロナ禍、国の経済政策を冷静に見つめるために。過去の事例などを用いて、不況時の緊縮財政策がいかに死者をだしてしまうかがよくわかる本でした。

2020年始めたこと

 1日の終わりに夫と娘にその日2人が頑張ったことや、素晴らしかったことを口に出して褒めたり感謝を口にすること。家族の関係性が密になる今、良い関係性をどう作っていこうかと考え、読んでいる本にヒントがあり実践し始めました。

2020年辞めたこと

だらだらと 飲酒することはやめました。

これまで毎日お酒を何杯か必ず飲んでいましたが、咳喘息や肋骨の負傷などお酒を飲めない期間が結構あったことと、友人と飲む機会もかなり減ったことで、お酒にかなり弱くなり、そこまで飲まなくなりました。代わりにハーブティーにはまっています。
 

どんな2021年になればいいと思いますか?

コロナで人々が孤立した結果、DV被害や児童虐待、産後うつが増えてしまっていることが本当に心苦しいので、2021年は孤立が緩和される年になってほしいです。オンラインでも繋がる方法など知恵もどんどん生まれているので。

 

新しく来る2021年が皆さんにとって「幸せ」と感じる時間が1秒でも長くなるような年になりますように。
 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

犬山紙子

犬山紙子

1981年、大阪府生まれのイラストエッセイスト。『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)、『アドバイスかとおもったら呪いだった』(ポプラ社)など計14冊の著書がある。近年はTVコメンテーターとしても活躍。

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