基本的に「自分が一番!」
家事や育児は妻任せ、気軽に自分の予定をいれるなど、夫が「自分優先」の考え方で行動していることが妻側の大きな不満になっていることも分かりました。
他にも、自分ができることも妻にやってもらおうとする姿勢に妻側が苦労していることが分かる、下記のような意見も寄せられています。
『基本的に夫の方が強い・偉いと思っている』
『すぐ調べられるようなことさえなんでもすぐ聞いてくる』
『共有カレンダーがあるのに自分以外のスケジュールを見てくれない』
『夫の晩酌のおつまみを仕事中のこちらが用意しなければならない』
『自分のことが出来ず、人にやらせる』
『夫には自分だけの部屋がある』
『一緒に買い物に行ってもこちらの話を聞かず自分の好きなものばかり購入』
『ゲームやテレビの時間を確保している』
『子どもよりもゲームやスマホ優先』
『子どもが産まれたら子どもが中心の生活になるのが普通かと思っていたが、夫は自分がやりたいことが第一優先。子どもの用事で遅くなっても不機嫌になる』
『自分の実家が優先で、妻の実家は後回し』
『自分の親のことも妻任せにしている』
ゲームや趣味など基本的に優先するのは自分のこと。自分がやりたいことを我慢することができない、自分のことも妻にやらせるといった、「自分を最優先させる夫の行動」には妻側からは怒りの声があがっています。
大切なパートナーの信頼を失わないためにも、何が一番大切か見失わないようにしてほしいところです。
家事や育児を評価しない
家事や育児も立派な労働です。賃金が発生しないので甘く見られたり、一日中頑張って家事や育児をしてもお金を貰うという明確な報酬が発生していないことで、妻側も卑屈になってしまうこともあるようです。
収入問題として下記のような意見もありました。
『専業主婦だが夫の給料を知らない』
『いくら経済的に依存しているとはいえ、100%家事を負担するのはおかしい気がする』
『分担してほしいなら、同じくらい稼いで来いといわれた』
『夫がライザップやエステにいっていて羨ましい』
『私にはお小遣いがない』
『毎月夫から家計費をもらってやりくりしている。コロナ禍でお家で食べる機会が増えたのに金額は増やしてくれない。足りない分は自分のお金で賄うことに』
『久しぶりに出かけようとしたら働いてもいないのにいいご身分ですねといわれた』
外で働いて金銭を貰ってくるのはとても大変なことだと思います。家事や育児に奮闘している妻に対しても報酬がない・少ない場合は自分と同等に考えてはいない夫も少なくはないようです。お互いの存在があるからこそ生活が成り立っていることを再度考え直し、相手の労働に感謝する気持ちを忘れずに伝えあうことも大切ではないでしょうか。
あまりにも酷いようなら、仕事にでることを条件に家事の分担を提案するなど行動に移すのも一つの手だと思います。家事や育児を大した労働と思わない夫には、一度大変さを味わってほしいものです。
自分一人で頑張りすぎず、「伝える」一歩を
今回のアンケート結果では、「夫に不満はない」という回答は本当に少なかったです。「コレ、おかしくない?」と思いながらも我慢していた妻側の本音が多く読み取れました。
夫に不満を抱きつつも家族の予定を何よりも優先する妻側も「家事も育児も結局は妻がやるものだから、自分が我慢して何とかしなくてはいけない」という強い使命感を持っているように感じました。責任感が強い女性ほど、人一倍頑張ってしまい、そんな頼れる妻だからこそ夫は安心して自由に過ごせるのかもしれません。
夫側にはそんな頑張りやの奥様を選んだことはパートナー選びは大正解なのだから大切にしてほしいと切に感じました。
妻側もうちの夫には何を言っても……と諦めたりせずに一緒に家庭を回すことや、不満を溜めこまずに思っていることを伝えていくことも大切だと思います。
1人で頑張りすぎず、相手のことも尊重してほしいことや不満に思っていることを少しずつ話して、納得できる家事や育児などの分担を模索し、お互いの自由な時間も確保するなど、安心して過ごせる家庭を築いていきたいですね。
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