太ももが痩せない理由とは
太もも太りしやすいのには理由があります。太ももには、大腿四頭筋(太ももの前面にある筋肉)やハムストリングス(太もも裏にある筋肉)などの大きな筋肉が付いています。しかし、1日の歩く量が少なかったり、デスクワークなどの座り仕事がメインだったりすると、太ももの筋肉はあまり使われません。
すると、太ももの筋肉は衰えて、余分な脂肪が太もも周りにたまっていくのです。しかも、太ももにはリンパ節やリンパ管と呼ばれる老廃物質を流す器官が多く存在しています。下半身をあまり動かさない生活習慣だと、老廃物質の流れも悪くなり、下半身に余分な水分などがたまっていってしまうのです。これは、いわゆる水太りといわれる状態です。
寝ながらできる、太もものエクササイズ2選
太もも太りの原因がわかっていても「激しい運動は苦手」「簡単に太もも痩せしたい」という方がほとんどだと思います。そこで今回は、寝ながらできる太もも痩せエクササイズを2つご紹介します。
ゴキブリ体操
ゴキブリ体操は、あお向けに寝転がって両足をあげて行う体操です。下半身にたまった水分や老廃物質を心臓に送り返してあげることで、下半身の水太りを解消する効果が期待できます。
〈ゴキブリ体操のやり方〉
- あお向けに寝転がる。
- 両足を天井に向けて持ち上げる。
- まずは、両足をぶらぶらと揺らす。
- 次に、足首を曲げ伸ばしする。20回くらいを目安にしましょう。
- 最後に、足指をグーパーグーパーします。20回くらいを目安にしましょう。
片足ブリッジング
片足ブリッジングは、ハムストリングス(太ももの裏側)を鍛えるエクササイズです。両足ではなく片足で行うことで、よりハムストリングスに負荷をかけられます。どうしても難しい場合は両足でも構いません。
〈片足ブリッジングのやり方〉
- あお向けに寝転がる。
- 膝を90度に曲げて立て、足を組む。
- 軸足に力を入れて、お尻上げを行う。10回3セットを目安に行いましょう。
- 片方の足が終わったら、左右の足を入れ替えて同じ動作を行います。
漢方で体質改善すると「頑張らないダイエット」が叶う
「太もも太りに悩まない体質をめざしたい」
そんな方には漢方薬がおすすめです。
漢方薬の中には「水太り」「下腹部やお尻が太い」などの症状に効果が認められているものはいくつもあります。
症状と体質に合った漢方薬を飲めば、ずっと抱えていた不調や痩せにくい体質への悩みにも、とても良い効果が期待できるでしょう。
また、不調の多くは心身のバランスが乱れてしまったために起こるものです。自然由来の生薬で構成されている漢方薬なら、からだ全体のバランスをうまく調整し、体質から不調の改善をめざせるでしょう。
体質の改善のためにバランスの取れた食生活や運動習慣を継続するのは大変という方でも、漢方薬なら症状や体質に合うものを飲むだけなので、手軽に毎日続けられそうですよね。
さっそく始めてみたいと感じた方のために、以下に、太もも太りに悩む方におすすめの漢方薬をご紹介します。
<下半身太りが気になる方におすすめの漢方>
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
血流や水分代謝を促し、からだ全体の巡りを改善します。便や汗などで、不要物を体外へ排出しからだを軽くします。脂質代謝機能を改善し、溜め込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
・大柴胡湯(だいさいことう)
気の巡りを促してストレスを低減させ、便通も改善します。体内の代謝のバランスを整えることで脂肪燃焼をサポートします。高血圧や肥満に伴う肩こり・頭痛にも使用できます。
ただ、からだにやさしい漢方薬とはいえ、自分の体質に合っていなければ、良い効果が見込めないだけでなく、副作用がおこることもあります。自分に合う漢方薬を見つけるためにも、購入時には、できる限り漢方に詳しい医師、薬剤師等にご相談ください。
お手頃価格で不調を改善したい、という方にはスマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスもおすすめです。AI(人工知能)を活用し、漢方のプロが効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が話題です。
寝ながらエクササイズで理想の太ももを手に入れよう!
太もも太りの原因を解説し、太もも痩せのための「寝ながらエクササイズ」をご紹介しました。1日3分でいいので、ゴキブリ体操と片足ブリッジングを試してみてください。
また、痩せやすい体質をめざすための漢方薬もご紹介しました。気になった方はぜひ専門家に相談し、ご自分に合った漢方薬を生活に取り入れてみましょう。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。