新学期前に親子で確認すべき!不審者からわが子を守るために「子どもと約束すべきルール」

家族・人間関係

www.photo-ac.com

2021.03.31

もうすぐ新学期。気候も暖かく過ごしやすい日が増えてつい心が躍りますが、お子さんの防犯面は安全ですか? 今回は子どもと一緒に再確認したい、防犯で気をつけたいポイントについてご紹介していきます。

広告

約6割の小学校中学年以上の子どもが1人で留守番をしている!

約6割の子どもが1人で留守番をしている

セコム株式会社が行った「子どもの安全対策に関する調査」によると、子どもに1人で留守番をさせている頻度は、乳幼児では「まったくない〜ほとんどない」が約9割。
それに対して、小学校中学年以上になると「常にある(週に5〜7回)」から「少しある(週1回程度)」が約6割という結果に。

筆者にもこの春に小学2年生になる子どもがいますが、買い忘れなどで急遽外に出なくてはいけないときなど、少しの時間ではあるものの子どもだけで留守番を頼むことがあります。

新学期は家庭での生活環境も変わりやすい時期。今までは留守番をさせたことがなかったけれど、これから留守番の機会が増える予定というご家庭も多いのでは?新学期を迎える今こそ、もう一度お子さんと一緒に防犯について確認していきましょう。

子どもだけの留守番の際に気をつけたいポイント

子どもをひとりにして出かける場合には親子で約束事を決めていることが多いかと思います。セコム株式会社の調査でも、多くの方が親子で約束を決めてから留守番をさせていることが分かりました。

来訪者への対応

来訪者への対応出典:www.photo-ac.com

多くの家庭で行なっていたのが「誰かがたずねてきてもドアは開けない」「インターホンに応答しない」などの来訪者への対応についての約束事でした。

さらに、「あらかじめ決めた電話以外には出ない」「ホームセキュリティを警戒状態にしておく」など、家庭によって約束や対応はさまざまではあるものの、来訪者に警戒するご家庭が多いようです。実際にわが家でも、子どもたちだけで留守番をさせる際には「誰かが来ても絶対に出ないで、いないふりをしてね」と約束してから出かけています。

ベランダ、キッチン、浴室……留守中の思わぬ事故にも注意

思わぬ事故にも注意出典:www.photo-ac.com

そして、子どもだけの留守番で防犯以外にも気をつけたいのが家の中での事故。
事故防止のための約束事を決めている家庭もとても多く、7割近い方が「火は使わない」という約束をしているようです。
ほかにも「ベランダに出ない」「浴室に入らない」「キッチンに入らない」など、思わぬ事故につながるようなことは絶対にさせないように親子で約束をしている家庭があることも分かりました。

言うだけでは忘れてしまうお子さんもいると思うので、ドアに貼っておくなどの対策も必要そうです。

子どもが外出するときには約束に加えて居場所の確認を

居場所の確認ができるようにしておく出典:www.photo-ac.com

新学期は子どもにも新しい友達が増える時期。学校の登下校以外にも子ども同士で外出することも増えるかもしれません。

子どもが親から離れて外出するときには、「知らない人にはついていかない」「帰宅時間を守る」などの「約束事を決める」ということだけではなく、子どもの「居場所を確認できるようにしておく」ということが重要です。セコム株式会社の調査でも、「スマートフォンや携帯電話、GPS端末を持たせている」という回答が約4割で、防犯ブザーを持たせているという家庭も4割近くいました。
また子どもだけで外出させる際に気をつけていることとして、「誰と・どこへ・何をしに・何時に帰るのか」を必ず聞いてから出かけさせるなどの工夫をしている家庭が半数以上と最も多かったです。携帯電話など持たせていない場合でも、子どもの行き先や帰る時間を確認することは必ずしておきたいですね。

携帯電話を持たせていないわが家でも、誰とどこへ行くのかという確認もそうですが「人通りの少ない場所にはいかない」という約束をしています。
そして、もし最初に言っていたところと違う場所に出かけることになったら、「面倒でも必ず一度家に戻ってきてママに伝えるように」とも言っています。

春は気持ち的にも明るくなりますよね。でも、そんなときこそ気が緩んで油断してしまいがちです。
この春休み中にもう一度ご家庭でのルールを確認してみてはいかがでしょうか。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告

著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る