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頑張って頑張りまくった結果…20代で過労で倒れて「自分を大切にする」ことの意味が分かったハナシ

働く・学ぶ

 頑張らないと思っても…頑張ってしまっていませんか

2021.04.11

昨日の夜ご飯は手作りしましたか? 主食におかずに、スープまでつけちゃったあなた、すごいです。 今朝「週末のうちに…」といつもより多めに洗濯を干したあなたも、もちろんスゴイ。明日からの平日を乗り切るために週末作り置きなんてしちゃった方もいるかもしれませんね。 「みんなもやっているし」「私も頑張らなきゃ」と努力でカバーすることをエライと褒められた世代の私たち。何かうまくいかないときも「私の努力不足かも」とさらに自分を追い込んで…… 同じように自分の限界まで頑張って頑張って頑張った結果…「自分を大事にしないと長い人生を生ききれない!」と目覚めた女性のお話です。

こんにちは!
ガンバラナイクリエイターの「おのすん」と申します。

私は、かつて頑張りすぎで倒れた自身の経験から、自分を大切にする生き方、「ガンバラナイ生き方」を伝えるべく主にインスタで活動をしています。

ガンバリの多い人生を送ってきました

少し自己紹介させてくださいね。

自慢ではないのですが、小中高と成績は常にトップ。ゲームや漫画は家では禁止だったので勉強ばかりしていました。常にダイエットをしていて学年一のガリガリでもありました。親や友達から頭いいねとか、スタイルいいねとか褒められることが生き甲斐でした。その傾向は年々強まって、高3になると1日2時間睡眠で勉強し親を心配させたこともあります。

旧帝大問われる国立大の1つに入ると、将来への漠然とした焦りから留学を決め、死ぬ程勉強してTOEIC930(ネイティブと同等) を取得し留学しました。そして異国の地でも文化の違いからくるストレスを誤魔化すように、勉強や筋トレをし自分を追い込みました。

「頑張ること」は私にとって、子どもの頃から何より正しく、ほめられるべきことで、息をするより当たり前だったからです。ただそれ以外の生き方を知りませんでした。

なんとか留学から帰ると周りは就活の時期。もちろん気合が入ります。「褒められるようなところに就職したい」

手始めに自己分析でもしようと、自己分析する中で無理を重ねた私に最後のトドメを刺す、致命的な質問に出会ってしまいます。

自己分析で出会った質問がトドメを刺した

「あなたは何のために生きていますか」

その質問の答えを書こうとして何も思い浮かびませんでした。あれ? 私何のために生きてるんだっけ? そう思った途端目の前がグルグル。なんとか自力でタクシーを呼び深夜の大学病院で受けた診断結果は「過労」。家族に実家に連れ戻された私の体は、小さい頃からの無理や我慢を埋めるかのように何年も元には戻りませんでした。

寝たきり状態で数年。体調が良くなるにつれ私は少しずつ、変わらなきゃ! と思うようになりました。

頑張るしか知らない生き方でしたが、それで倒れたので「今までとは違うやり方をするしかない!」ということだけはわかっていました。

「やりたいことをやる」ことが必要だと薄々気付きました。それまでの私では思いつかない生き方でした。でも、たぶん「やりたいこと」を見つけて、そのために行動するしかないんです。褒められるためじゃなくて、自分の心に正直に。
そのころの私の、願いは「彼氏がほしい」でした。一度も恋をしたこともなかったので、ぜひやってみたいと思ったんです。そこで彼氏を作るため、一人で街コンに出かけました。

街コンにいく。その小さな行動が私を大きく変えました。人生で初めて人目を気にせず、自分が本当にやりたいことをやったのです。そんな街コンから帰る道すがら、私は生まれて初めて感じる心地よさを全身で味わいました。他人がどう思うだろう? とかそんな心の声はもう全く聞こえなくて、その代わりに自分の生きる意味を見つけました。私は、自分がやりたいことをやるために生きることに決めたのです!

頑張りすぎていませんか?

頑張らないと思っても頑張ってしまっていませんかイラスト:フジコ

この話を聞いて、皆さんはどう感じましたか。確かに私の例は少し極端すぎるかもしれません。

でも、常に周りの目を気にする日本社会においては、ある意味象徴的な生き方であったと今の私は考えています。周りの友人たちの話もそんな私の考えを裏付けました。転職したいけどすぐに転職したらどう思われるか怖い人。忙しくて家事に手が回らず自分を責めてしまう人。上司がいると息苦しくなるなど、ストレスが実際に体調に出てしまっている人もいました。

そんなに他人を気にして頑張らなくていい! こんなにもカンタンで当たり前のことなのに忙しい日々に追われて、人は全然そのことに気づかない、もはや気づけないのです。そんな人のために私は自らの経験を生かして「ガンバラナイ生き方」を発信することに決めました。

これを読んでいるみなさんはいかがでしょうか。自分ではない他人のために無理したり我慢してはいませんか。いつのまにか頑張ることが目的になっていませんか。もし、これを読んで何か思い当たることがある方は「頑張りリスト」を作ってみることをおススメします!頑張っていると思うことをリストにし、自分が本当にやりたいことかどうか、ぜひリストの一つ一つをじっくり確認してみてくださいね。

著者

おのすん プロフィール画像

おのすん

コラムニスト。「わたしはもう、がんばらない」をキャッチコピーに、主にインスタグラムで活動中。無理しすぎる人や、我慢しすぎる人に寄り添う発信をしている。自身もかつては、重度の頑張り屋さんであった。

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