【太らないのはどっち?】「ステーキ」VS「ハンバーグ」ダイエットにむいている肉料理は?

料理・グルメ

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2021.04.18

「最近なかなか痩せない」「ベルトの上からはみ出たお腹の肉をなんとかしたい」など、年を重ねるごとに感じる体質や体形の変化に悩んでいませんか? ダイエット中に気になることのひとつは、やはり食事面。「太らないためにはどちらのメニューを選ぶべき?」と日々選択の連続ではないでしょうか。 そこで、管理栄養士でスポーツ健康科学博士の新生暁子さんに「正しい食事の選び方」を学びます。 「カラダにいいのはどっち?」なのか、クイズ形式でお届けします。

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ボリュームおかず対決!「ステーキ」VS「ハンバーグ」太らないのはどっち?

ステーキイメージ写真出典:www.photo-ac.com<ステーキのFOOD DATA>
牛肉(ヒレ)、塩、こしょう、サラダ油、バター、白ワインなど

ハンバーグイメージ写真出典:www.photo-ac.com<ハンバーグのFOOD DATA>
合いびき肉、パン粉、玉ねぎ、ナツメグ、ケチャップ、ウスターソースなど

ダイエット中でも、ボリュームたっぷりの肉料理が食べたい! 
想像するだけでもお腹が空いてきそうですが、ここでクイズです。
「ステーキ」と「ハンバーグ」では、どちらが太りにくいメニューでしょうか?
 

正解は……

ステーキイメージ写真出典:www.photo-ac.com

太らないための選択の正解は、「ステーキ」です!

◆ステーキの栄養(1人前)
カロリー: 389kcal
タンパク質: 31.3g
脂質: 26.0g
炭水化物: 1.1g
食塩相当量: 1.1g
※つけ合せは除く。

◆ハンバーグの栄養(1人前)
カロリー: 524kcal
タンパク質: 29.2g
脂質: 37.7g
炭水化物: 12.3g
食塩相当量: 2.4g
※つけ合せは除く。

カロリーだけでなく、“脂質”に注目。さらに、ソースを和風にするとカロリーオフが狙えます。

太らないための食事とは、脂質を過剰に摂らないためのメニュー選びから始まります。
ハンバーグに使われるひき肉には脂身が多く、ダイエットには向きません。
ステーキも選ぶ部位によっては、脂質が多く含まれている場合があります。
ステーキは、脂肪燃焼効果の高い赤身肉をチョイスすれば、よく噛んで食べるため満腹中枢を刺激して、早食いを防止する点でも優れています。

 

栄養バランスのよい食事をしっかり食べることが、太りにくいカラダを作る

ダイエットを始めるからと張り切って、食べる量を極端に減らしてみたり、低カロリーの食事ばかり食べ続けたりしていませんか?
それは、実はNGです……!

カロリーを制限した食事を続けると代謝の低いカラダになり、一時的には痩せても食事を戻すとリバウンドしてしまいます。食事から摂った栄養素を効率よくエネルギーに変えて、すぐ使えるカラダになるになるには、毎食しっかり食べることが大切なのです。

太りにくいカラダを作るためには、まず“食品の選び方”に重点をおきましょう。「ステーキ」VS「ハンバーグ」の対決のように、ダイエット中にはどちらが適しているのかを選択することが未来のカラダを作ります。

ダイエットメニューというとカロリーの数字に気をとられがちですが、食べても太りにくくするためには、栄養バランスがとれた食事を摂ることも重要なポイント。タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素をはじめ、食物繊維やビタミン、ミネラルをしっかり食事に取り入れることが必要です。カロリーだけでなく、栄養素も忘れずにチェックする習慣をつけましょう。

メニュー選びに悩んだときに、今の自分のカラダに必要なのは「こっち!」と的確に選べるようになるには、食の知識を身につけておくとよいですね。
賢い選択で、太りにくいカラダのための土台づくりを上手に楽しみましょう。

教えてくれたのは 新生暁子さん

プロフィール

管理栄養士・博士(スポーツ健康科学)。 日本スポーツ協会 公認スポーツ栄養士。

マラソンの高橋尚子氏率いる「チームQ」に栄養・調理担当として加わり、日米合宿に帯同、食事全般をサポート。「チームQ」解散後はフリーとして活動。ラグビーやサッカーなどのアスリートへの栄養・食事のサポートや、スポーツ栄養の啓発に力を入れる傍ら、子どもや親御さんなど幅広い年代に、食と健康に関する情報を発信している。15年からは東京健康科学専門学校栄養士科の講師に着任。

参考文献:セブン&アイ出版 新生暁子『カラダにいいのはどっち?』

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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