【脱・散らかり部屋】片づかないリビングが劇的に変わる「たった1つの秘訣」#片づけアドバイザー直伝

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 【脱・散らかり部屋】片づかないリビングが劇的に変わる「たった1つの秘訣」#片づけアドバイザー直伝

2021.05.18

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部屋割りを考える前には家族会議を開く

――部屋割りした部屋に個人の物が入り切らなかったら、まず減らす必要があるということですね。

そうなんです。物の多さにまず気づかなくてはいけないんですね。今の時代は、祖父母やおじさんおばさんなどから、クリスマスや誕生日などのイベントごとに子どもがおもちゃを貰う機会も多いですね。量が多いからと、リビングと子ども部屋どちらにもおもちゃを置くようになると、どちらの部屋に置いたのかわからなくなって、子どもが遊びたいおもちゃをみつけられなかったり、おもちゃを大切にすることも難しくなったりします。

また、今はリビングの役割がすごく多いですよね。ご飯を食べる、くつろぐ、子どもが勉強する、子どもが遊ぶ、最近ではパパやママが在宅ワークをする……それに従って子どもの持ち物やパパ、ママの物も増えます。そうするとやはり物が増えて、リビングが常に片づかない状態になりますね。まずは部屋割りを見直して、それぞれの部屋を作り個人の持ち物を置くようにしてみましょう。

部屋割りを考える前には、家族会議をすることが大切です。同じ場所に何年か住んでいると徐々に家族が増えたりして、物もそれに合わせて増えていきます。今の状況で引っ越してきて新たに部屋割りをするとしたら、今ある家具もいらないとなるかもしれません。
つぎはぎだらけの片づけをやってしまいがちですが、私の3日片づけのメソッドでは部屋割りから始めるからリバウンドしづらいのです。

自分の持ち物を入れる「枠」を決めるためにも、まずは部屋割りを見直す必要があるようです。まずは家族会議で部屋割りについて話し合ってみてはいかがでしょうか。

『これが最後の片づけ』『これが最後の片づけ』
著者:石阪京子
出版社 : ダイヤモンド社

教えてくださったのは……片づけアドバイザー 石阪京子さん

石阪京子

片づけアドバイザー。宅地建物取引士。JADPメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。
大阪で夫と不動産会社を起業、夢のマイホームを手に入れても片づかないことで理想の暮らしができないと諦めている多くの人に出会う。
自分にできることはないかと女性目線での建築設計、引っ越し後のアフターフォローとして家の片づけを提案。独自のメソッドは一度片づけをしたらリバウンドしないのが特徴で、これまで様々な片づけ方法を試したり、プロに頼んではリバウンドを繰り返してきた人たちの「最後の駆け込み寺」となっている。同メソッドで片付けに成功した人は1000人にのぼる。
現在は収納監修、片づけレッスンほか、北海道、東京、大阪、名古屋、広島、福岡など各地でのトークイベントやオンラインセミナーを開催。多くの女性に暮らしの整え方についてのアドバイスを行っている。著書は最新刊『これが最後の片づけ!』(ダイヤモンド社)のほか、『一生リバウンドしない奇跡の3日片づけ』『夢をかなえる7割収納』『家事のしないことリスト』など多数。

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