口呼吸で口臭がキツくなってない?鼻呼吸をクセづける3分でできる呼吸法を伝授!

心と体

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2021.05.26

普段の自分が口呼吸をしているか、鼻呼吸をしているか…意識している人は少ないのではないでしょうか。実は、長引くマスク生活で口呼吸が習慣になってしまっている人が急増中。あなたも周りから「口臭がキツい…」と思われているかもしれません! 今回はヨガインストラクターでもある筆者が、誰でも簡単にできる鼻呼吸の3分トレーニングをご紹介します。

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もくじ

口呼吸に陥りがちなケース3つ
1. 鼻が詰まっている
2. 姿勢が悪い
3. マスクをしている時間が長い
口呼吸から鼻呼吸に変えるメリット
頭がスッキリする
ウイルスに負けない身体になる
鼻呼吸を習慣にする3分完了の呼吸法
やり方
ポイント
まとめ

口呼吸に陥りがちなケース3つ

口呼吸は口臭の大きな原因の一つです。そのため、呼吸法を口から鼻に変えることであっさり解決するケースも。まずは、口臭を引き起こしやすい原因からご紹介します。

1. 鼻が詰まっている

鼻炎の女性出典:www.canva.com

花粉症や鼻炎で鼻が詰まっていると、口からの呼吸に頼りがちになります。口呼吸がクセになってしまうと、症状が治った後も口呼吸で生活しがちに……。
鼻詰まりは放っておくのではなく、耳鼻咽喉科に行くなど適切な治療をしておくことをおすすめします。

2. 姿勢が悪い

悪い姿勢出典:stock.adobe.com

ストレートネックや猫背といった前のめりな姿勢になると、自然と口が開きやすくなります。
悪姿勢の自覚がある方や「気がつくと、ポカンと口を開けている」という人は、口呼吸になっている可能性が大きいでしょう。

3. マスクをしている時間が長い

ご時世的に仕方ない面もありますが、マスクをしている間はどうしてもマスク内に空気がこもって苦しくなります。無意識のうちにより多くの空気を吸い込もうとするあまり、このマスク生活中に鼻呼吸から口呼吸に変わってしまっている人も多くいます。

口呼吸から鼻呼吸に変えるメリット

口臭の改善以外にも、鼻呼吸することで得られるメリットがあります。

頭がスッキリする

口呼吸は体に入る酸素量も増えますが、出ていく二酸化炭素の量も必要以上に多くなってしまいます。二酸化炭素の濃度が低下すると、結果的に身体中の循環も悪くなります。

O2とCO2出典:www.canva.com

人間の体には、酸素・二酸化炭素がバランス良く必要です。鼻呼吸を習慣づけることで、必要以上の二酸化炭素が外に出ないよう調節することにもつながります。適切な酸素・二酸化炭素量の調整ができると、結果的に頭のスッキリ感も得ることができます。

ウイルスに負けない身体になる

鼻は空気中の細菌・目に見えないゴミ・ウィルスを鼻腔内の毛や粘膜に吸着することで、気管や肺を保護してくれています。しかし口呼吸だと、それらがダイレクトに体内に入り込んでしまい感染のリスクも高まります。
鼻呼吸が上手にできることは、風邪やウイルスへの感染リスクを減らすことにもつながります。
ウイルスに負けない出典:stock.adobe.com

鼻呼吸を習慣にする3分完了の呼吸法

たったの3分で鼻呼吸を自然にできるようになる、呼吸法を伝授します。「片鼻呼吸」とも呼ばれ、左右交互に片鼻でゆっくり呼吸するだけの誰でもできる呼吸法です。

やり方

鼻をつまむ人出典:stock.adobe.com

  1. 親指と人差し指で鼻を軽くつまむ。
  2. 左の鼻穴を押さえ、右鼻穴のみで息を吐ききる。
  3. 今度は、右の鼻穴を押さえて左のみで出来るだけゆっくりと息を吸って吐く。
  4. 次に、左の鼻穴を押さえて右のみで息を吸って吐く。
  5. これを左右交互に数回繰り返す。

ポイント

呼吸のペースはできるだけゆっくりと。はじめは、5秒で吐いて5秒で吸うくらいのペースで挑戦してみてください。慣れたらさらに秒数を多くしてもOKです。
できればリラックスした状態で行うと、効果も出やすくなります。空気の流れをしっかり感じることでき、気分の爽快感にもつながります。

イライラ出典:stock.adobe.com

「なんだかイライラする…」という時に試すものおすすめ。呼吸に集中することで、イライラの原因である自律神経の乱れ改善にも効果があります。

まとめ

寝ている時に口呼吸になっている人も多くいます。朝起きて喉がカラカラになっていたり、自分でも口臭が気になる場合は、口呼吸で睡眠している可能性が高いでしょう。
無意識状態でも自然な鼻呼吸ができるよう、ぜひ今回の呼吸法を試してみてくださいね!

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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