海苔の佃煮、完全使いきりレシピ「佃煮バター」
◆材料(作りやすい分量)
- 海苔の佃煮……150g
- 無塩バター……30g
◆作り方
電子レンジで加熱し溶かしたバターの粗熱をとり、佃煮と混ぜ合わせる。
◆保存期間の目安
冷蔵庫で2週間程度。
アツアツのご飯の上にのせると、バターの香りがふわり。コクがプラスされ、贅沢な味わいになります。磯の風味とバターの相性のよさに、ご飯がすすんでしまいそう……!
ご飯の上にのせるイメージが強い海苔の佃煮ですが、「佃煮バター」にすることで、さまざまなシーンに活躍させることができますよ。
「佃煮バター」活用術1:パパッと朝食! 変わり種「和風チーズトースト」
食パンに「佃煮バター」を塗り、スライスチーズをのせて焼くと、一風かわった“和風チーズトースト”に! 意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、新たなおいしさの発見にきっと心が弾むはず。ボリュームがほしいときには、ツナやしらすなどをプラスしてもよいかもしれません。
忙しい朝でもパパッと作れるので、いつものジャムに飽きたときにおすすめです。
「佃煮バター」の活用術2:時短カンタン副菜レシピ「きのこソテー」
フライパンに、きのこと「佃煮バター」を入れて炒めるだけで、きのこソテーの完成です。「佃煮バター」があれば、ほかの調味料は一切使わずに味つけ完了!
夕食の副菜としてはもちろん、お弁当のおかずとしても使える時短・簡単レシピです。
そのほかにも、ゆでたパスタやうどんに和えたり、炒め物の隠し味に使ったりと使い道は未知数。これからは、余るどころか足りなくなって、海苔の佃煮を買い足してしまうかもしれません……!
作り置きできる万能調味料として活躍する「佃煮バター」、ぜひ作ってみてくださいね。
教えてくれたのは:料理家 むっちん(横田睦美) さん
レシピサイトNadiaやtwitter、InstagramなどのSNSで活躍する料理家。日本菓子専門学校を卒業後、パティスリーに勤務。料理道具専門店、食品メーカーの営業を経て、料理家として活動中。食品メーカーへのレシピ提案、Webメディアでのコラム執筆等で活躍する。SNSに投稿した「#あざとレシピ」「#ほぼ○○風」などが話題に。著書に『むっちんさんの極上だれでパパッとごはん』がある。
時短・簡単・おいしいレシピのヒントをもっと知りたい方へ『むっちんさんの極上だれでパパッとごはん』
著者:むっちん(横田睦美)
定価:1,430円(税込)
作り置きできる極上だれで、おいしさと時短のいいとこどり! たれをテーマにしたレシピ本です。切った食材に「かける」「あえる」「炒める」「煮込む」だけで味がすぐに決まり、パパッと一品が完成。和洋中からエスニックまで60種類のたれと、たれを活用した105種類のアレンジレシピをご紹介しています。