モノが使いづらく出しづらいのは量のせい!?整理収納コンサルタント直伝【使いづらさを感じたときにすべきたった1つのこと】

家のこと

2021.07.30

みなさんは家にあるモノに対して「最近使いづらいな」と感じたことはありませんか? もしかしたらそれは「適量」を超えてしまっているからかもしれません。今回は、整理収納コンサルタントのおおのよりこさんに、モノの使いづらさを感じたときに考えておきたいポイントを教えていただきました。

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モノが増えて使いづらいとき、どうしていますか?

ペン立ての中身

みなさんは自分が使っているモノがいつの間にか増えていて使いづらさを感じたことはありませんか?
例えば、この写真にあるペン。こちらは娘のペン立ての中身なのですが、久しぶりにペン立てを見てみたら、ペンが溢れかえっていてとても使いづらそうでした。

ペンに限らずキッチン用品や化粧品など気づくとこのような状態になっていること、誰にでも一度は経験があるかと思います。

使いづらさを感じたときにすべきことは?

使いづらさを感じたら…

このようにモノの使いづらさを感じたときにするべきことは2通りあるかと思います。

1:ケースを替える
2:モノと向き合う

ただ、1の収納ケースを買い足したり、大きいものに替えていくのは簡単ですが、結局モノが増えるだけで、真の解決にはならないこともあります。
片付けようとしてケースを買っているのに、逆に片付かないという負のスパイラルになることも……。

2でモノと向き合えば買わずに済むどころか、自分の好みやクセもわかるし、子どもであれば「いる・いらない」の力がつくのです。

ですので、まずはモノとしっかり向き合い、いるかいらないかを考えることから始めましょう。
もしケースを買うのなら、「これは全部必要」となってから適当なものに買い替えてくださいね。

モノと向き合い「適量」を考える

適量なのかを考える

モノと向き合う際にまず考えること……それは「この量は本当に適量なのか」ということです。
娘のペン立てを例にしてみると、中には短くなった鉛筆や色が気に入っていなくて使っていないペン、もうインクが出ないペンもありました。

みなさんもモノと向き合う際には「これは適量?」と考えてみてください。
全然使っていないもの、不要なものは混ざっていませんか? もし混ざっていたのなら、それは「適量」とは言いづらいです。

モノをまとめて見てしまうと「全部必要!」と思ってしまいますが、モノをひとつずつ見ていって向き合うと、使っていないモノには何かしらの理由が見えてきて「さよならしよう」という気持ちになることも多いです。
モノひとつひとつと向き合っていくこと。これが使いづらさを解消するための大切なポイントです。

捨てることは悪いことではない

その量が適量か、モノと向き合う

モノを捨てるとなると、躊躇する方もいるかもしれませんね。
でも、使わずに取ってある方がもったいない!
スペースももったいないし、そのモノ自体も使わずに置いておくだけではもったいないですね。

私は、片付けの現場でも、使ってないものは手放した方がいいと思いますが、
なかには躊躇する人も多々いらっしゃいます。
そんなときは、「残すなら責任持って使う、意味を持って残す」ということをお客様に伝えています。
いると決めて残すなら、責任持って使っていきましょうね!

自分にとっての適量を考えて、しっかりモノと向き合ってみてくださいね。

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著者

おおのよりこさん

おおのよりこ

片付かなくてお困りのおうちへご訪問をして、片付く仕組みや家族みんなが暮らしやすい空間を、整理収納で叶える整理収納コンサルタント。 ちょっとしたことでもストレスが減り快適になる、家族みんなが笑顔で暮らせる、それが片付けのメリットという信念とともに、「片付けは苦行ではなく楽しむもの」という考えを普及すべく活動中。

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