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「勉強すればするほど成績が伸びる」はウソ!?伝説の家庭教師直伝・親がやっている子どもへのNG行動

家族・人間関係

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 親が「子のため」と思ってやるNG行動とは

2021.08.09

今まで何回「勉強しなさい!」と、子どもに叫びましたか? 自分の経験からも「言っても簡単に勉強しないし、成績だって変わらない」とわかっているはずなのに、やめられないこの言葉。実はこれ、子どものやる気を削ぐだけでなく、未来の可能性まで狭めてしまっているんだとか。そこで、話題の教育本『わが子が勉強するようになる方法』から、著者の「伝説の家庭教師」西村則康先生に「子供を伸ばす親の心得」について、教えてもらいました。

学校から帰ってきた子どもに最初にかける言葉が「学校どうだった?」はNG!

もし「今日学校どうだった?」と声がけしているなら、最悪です。というのは、日本初の塾ソムリエとして活動する、西村則康先生。

「『今日学校どうだった?』という問いかけの返事は、大抵『楽しかった』『んー、別に』という、必要最低限の単語ではないでしょうか? これでは子どもの思考が訓練できず、語彙も増えません。語彙は日々の暮らしの中で自然に身に付いていくものだからこそ、子どもを伸ばすためには、日頃から文章で返事が来るように会話する事を意識してください」(西村先生)

語彙が増えると表現力が増し、子供の考えも自然に整理され、勉強の理解力も高まると、西村さんはおっしゃいます。
学校の様子が知りたい場合「今日は学校の給食は何だった?」「休み時間、何して遊んだの?」などと答えることが明確にわかるといいのだとか。

子どもの語彙力を増やしたいなら、パートナーとの普段の会話にも気をつけたいもの。なぜなら、大人同士の会話は、知らない間に単語だけで話していることが多くなりがちです。それを見た子どもがいつの間にか真似してたなんてこと……親ならいくつか心当たりがありますよね。

伸びる子ほど「聞き上手」!

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文章でしっかり会話することと並行して、親として気をつけたいのが「子どもの目を見て話を聞く」こと。

「最近、私が強く実感しているのは『聞き上手な子どもほど、勉強は伸びる』ということです」(西村先生)

そのためには、やはり親自身がお手本にならなければなりません。別のところを見たり、他のことをしたり「ながら」での会話はNG。子供にちゃんと向き合えば、子供も自然に親の方を向いて話すようになり「聞き上手な子ども」に成長するんだとか。

「会話は言葉だけで成り立つものではありません。表情や目線などの非言語コミュニケーションの役割もとても大きいのです」(西村さん)

時間に追われて忙しい私たち。でも、子どもの力を伸ばしたいなら、子どもと話すときは「目を見て」を心がけたほうが良いそうです。

著者

池田ゆき