離婚を考えたことのある人はなんと7割!
今回saitaが110人の読者に対して「今まで一瞬でも離婚を考えたことがありますか?」とアンケートを行ったところ、「全くない」と答えたのは31.8%。
「頻繁にある」と答えた人が19.1%、「数回ある」と答えた人が38.2%で、約7割の人がたとえ一瞬でも「離婚を考えたことがある」という結果になりました。
さらに、わずかではありますが「その結果離婚した」という方も9.1%いらっしゃいました。
筆者自身も今では夫婦仲は回復したものの過去には本気で離婚を考えていたことがあり、今回のアンケート結果は決して他人事ではありません……。
この瞬間「離婚」が頭をよぎりました……
では、今までに一瞬でも「離婚」が頭をよぎったというみなさんは、一体どんな場面でそう感じたのでしょうか。
育児に関わろうとしない!
『ワンオペ育児がつらくて孤独を感じたとき』
『産後に夫の子育て参加率に不満があったから』
筆者自身も離婚を考えたことがあると先ほどお話ししましたが、じつは私も夫が育児にノータッチだったということが大きな要因でした。
仕事があるときは仕方ないとしても、休みの日にも子どもたちと関わろうとしないと「2人の子どもなのにどうして……?」と切なくなってしまって、「これなら1人で育てた方が気持ち的にもラクかもしれない」と思ってしまうんですよね……。
意見・価値観が合わない!
『親のこと、子どものことで意見が合わない』
『意見が一致しない、自分の意見を受け入れてもらえないとき』
『価値観の違い』
夫婦といえども育ってきた環境なども違うので、意見や価値観の違いは当然かもしれません。
でも、やはり一緒に暮らしていく家族なので、積もり積もればお互いのストレスになってしまうこともありますよね。
付き合っているときには分からなくても結婚して初めて見える部分などもありますし、難しいですね……。
夫からの思いやりを感じられない!
『きつい口調で理不尽な言い方をされたとき』
『「自分のおかげで生活ができている」 「暇なんだからこれくらいやっておいて」のような経済力を持っている側からのマウンティングや 、共感・心配をする素振りが見られない対応を取られたとき』
いくら夫婦でもお互いを思いやる気持ちは大切ですよね。
思いやりを感じられないと一緒にいる意味も見出せず、離婚を考えてしまうのも無理はないように思います。
他にも離婚をよぎったという方の意見には『義両親との同居』や『義両親の介護・看護で自分にばかり負担が来ていた』など義両親絡みのもの、夫の『ギャンブル』『浮気』などの問題もありました。
私たちが離婚をためらう理由
約7割もの人が離婚を考えたことがあるにも関わらず、実際に離婚したのは1割以下。
みなさんが離婚をためらう理由には一体どのようなものがあるのでしょうか。
『子どもたちのことを考えると経済的面などなかなか難しい。 こちらの気持ちを伝えて、理解してもらえたのか微妙ですがとりあえずおちついたので』
さまざまな意見がありましたが、中でも多かったのが「1人で子どもを育てていけるほどの金銭的余裕がないため」という声でした。
子どもがいるとどうしてもお金がかかりますし、そうなると「離婚するほどでもないかもしれない……」と思いとどまる人が多いようです。
『自分も完璧ではないし、良いところの方がたくさんあると感じたため』
こちらの方のように「嫌なところよりも良いところが勝っている」と感じる方や、「少しずつでも夫が変わってくれようとしている」と感じて、離婚まで発展しなかった方も多数。
かく言う筆者も同じで、数年前に「離婚したい」と夫に伝えたところ、夫が良い方向へ豹変(笑)。
これまで家事や育児には無関心だったのが、休みの日には自ら進んで行動するように……。
そんな夫を見ていて「変わろうとしてくれている」と感じて私自身も「自分だって文句が言えるほどのことはしていなかったかもしれない」と反省するようになり、その結果離婚には至りませんでした。