専業主婦のおしゃれや美容はあきらめたほうがいい?家計のプロが教える「考えるべき2つのポイント」

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2021.09.02

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全体的な貯蓄額とのバランス

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また、おしゃれや美容の費用は、夫の小遣いとのバランスだけでなく、全体的な貯蓄額とのバランスをとることも大切です。

お子さんの教育費や老後の備えなども一定の範囲内で行いながら、おしゃれや美容を楽しむというバランス感覚がなければ、おしゃれや美容の費用で貯蓄ができない、問題のある家計に転落してしまうこともあります。

夫の収入も上がりにくい世の中ですので、特にお子さんが小さい時期のお金が貯めやすい時期に、おしゃれや美容が過度な負担になりすぎないように配慮する必要があります。お子さんの教育費の負担が増えるにつれて、おしゃれや美容にかけられる費用が減少することも考えられます。

専業主婦であっても一定以上のおしゃれや美容を楽しみたいのであれば、できるだけ早期に仕事に就き、妻が夫に干渉されることなく自由に使えるお金を増やすか、専業主婦の期間中のおしゃれや美容の費用は独身時代などに貯蓄しておいた方が賢明です。

専業主婦のおしゃれや美容もあきらめないで

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専業主婦になると、夫に妻の費用を負担してもらうことになることから、気が引けるという人も多く見られます。そのため、「専業主婦は自分のための費用をかけてはいけない」と考えてしまう人もいます。

また、全体的な貯蓄やお子さんの教育費とのバランスなども難しいことから、仕事があり自分の収入がある人でもおしゃれや美容にかけられる費用がないという人も多く見られます。

しかし、全体的なバランスは大切ですが、専業主婦はおしゃれや美容にお金をかけてはいけないということではありません。

月にいくらまで、年にいくらまでといった予算感を持ち、その範囲内なら自由に使ってよいという使える額を把握することが大切です。おしゃれや美容にもう少しお金をかけたいと感じているなら、その分何か減らせる支出はないか家計を見直してみましょう。

お子さんがいらっしゃれば、独身の時よりも自分のために使えるお金が減ってしまうのは仕方のないことですが、すべてをあきらめるのではなく、ぜひできる範囲で存分に楽しめるよう全体的な家計の調節を行いましょう。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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