答え:「ゴボウ」
正しい読み方は「ごぼう」です。方言でごぼうを”ゴンボ”と呼ぶのは、大阪弁ですよ。
ごぼうは「蒡」という植物よりも大きな植物ということで、「牛蒡」という漢字が使われています。
ごぼうの「蒡」は、ごぼうに似た草木の名前に使われていたそうですよ。
では、「牛」はどういう意味があるのでしょうか?
この牛という字は、ごぼうが伝わってきた中国が関係しています。
ごぼうは中国からキク科の薬草として、日本に伝わってきました。中国では「大きい草木の大きなモノ」を表す言葉として、〈牛〉という字を使うそうです。
ごぼうといえば和食の定番きんぴらごぼうが常備菜などに使えますが、肌寒くなってきた季節に「プロが作る豚汁」はいかがですか?
「プロが作る豚汁」は、最後に昆布を入れることで昆布の風味が最大限に生かされた、風味や旨味がたっぷりの豚汁ですよ。
読めそうで読めない……今回は「牛蒡」をご紹介しました。牛蒡は、植物と比べて大きいことから付けられた、漢字表記でした。ごぼうをスーパーなどで見かけたときは、漢字クイズと併せてお楽しみください。